【要約】名著「金持ち父さん貧乏父さん」【必読】

人生のヒントはこちら

今回はロバート・キヨサキさんが書かれた
「金持ち父さん、貧乏父さん」を解説していきます。

短い時間で効率的に学べるように要約しましたので、
是非最後まで見てください。

この本はお金に関する知識が詰まっており、
お金の本と言っても過言ありません。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

新品価格
¥1,760から
(2022/1/29 09:54時点)

あらすじ

最初にあらすじを説明すると、タイトル通り二人のお父さんが出てきます。

一流大学を卒業したエリートお父さん、
中卒だけど会社を経営しているお父さん。

当然エリートほうが、金持ち父さんでしょ、
と思いますが、実は逆で、
中卒お父さんはお金に関して正しい知識を得て、
お金持ちになっていきます。

一方、エリート父さんは学歴もあって会社からの給与は増えていくのに、
それにともなって生活水準を上げてしまう。


根拠もなくお金は悪いものだと思い込んでいて、
働いても働いても貧乏になっていきます。

お金の認識があるかないかで、
お金持ちになるのか、貧乏になるのかに分かれます。

この本は300ページ以上ある超大作ですので、
要点を3つに絞って説明していきます。

1 お金に働かせよ 

エリート貧乏父さんは、この本の中でこういいます
「学校で一生懸命勉強して、いい大学へ行って、いい職に就き、
できるだけ多くのお金を稼げるようになりなさい。」

一方中卒金持ち父さんはこう言います
「お金がどのように動くか理解しなさい」
「お金の為に働くのではく、お金が自分のために働くようにしなさい」

エリート貧乏父さんの話はすんなり理解できますが、
中卒金持ち父さんの言っていることは、理解しにくいですよね?

説明していきます。

あなたも普段働くことでお金を稼いでいると思います。
朝起きて会社に行ってお金をもらって何かを買う。

このサイクルの繰り返し。

この状態を中卒金持ち父さんは「ラットレース」と言っていて、
ねずみの回し車みたいな感じで、いつまでたっても抜け出せない、
悩みを抱えている状態です。

このラットレースにはまる原因は、恐怖と欲望の感情です。

私もわかるのですが、お金を持たない状態は怖いと思うじゃないですか?
お金が無くなると食べ物も変えない、そう思うと怖い、
なのでとにかく人は深く考えずに働きます。

給料日になれば、自分のご褒美とか、○○買おうとか言いだすのですが、
まずすべきことは、
こういった恐怖や欲望という感情に反応してはいけない、
と書かれています。

お金が無くなったらどうしようという恐怖。


○○が欲しいからもっとお金を稼ごうといった感情に流され、
お金について深く学ぶことをしないと、
いつまでたってもラットレースから抜け出せず、
貧乏のままだと中卒金持ち父さんは言っています。

一方世の中にはお金に困らず、自由に暮らしている人がいます。
こういう人たちは、お金のために働く、とういう考えをもっていません。

お金は働かせるもの、という認識を持っているのです。

だからお金が持てて人生の自由な時間を謳歌しているのです。

ではお金に働かせるには具体的にどうしたらよいでしょうか。

2 お金に関する知識を持て

重要なことはお金に働かせるということです。

その具体的な方法が資産運用です。会社だってそうです。

最初は経営者がお金を出しますよね。

そしてこの会社の運営を誰かに任せるとします。


会社が生んだ利益から社員に給与を払います。
そして残ったものは会社のもの。

強いては、会社を作った経営者のものになります。

この経営者は自分が働かなくても、
自分が出したお金が働いてくれていますよね?

また株などの投資も資産運用です。

あなたはお金を払い、ほかの会社の株を買います。
そして毎年何%かの配当金をもらうことで、お金を増やします。

ここでもポイントも、
あなたのお金が働いてくれてお金を稼いでくるので、
あなたは何もしなくともいいのです。

これがお金に働かせるという基本的な考えです。

ビジネスパーソンがいま読むべき本を厳選!

3 資産と負債の違いを知ろう

ここで質問です。

何が資産で何が負債でしょう

意外とわかっていない人が多いです。
例えば、あなたが持っている持ち家は資産ですか?負債ですか。

この本に出てくる中卒金持ち父さんは、持ち家は負債と言っています。

資産と負債の違いの考え方として、一番わかりやすいのは、
私たちのポケットの中のお金が増えるのか、減るのか、

ということなんです

増えるのが資産、減るのが負債です。

持ち家は一般的に住宅ローンで支払いしているかと思います
毎月ローンで払っていき、我々のポケットからお金が減っていきます。

また土地や建物の価値は下がることもありますし、
ローンを組んだということは金利を銀行に払っていますよね?


銀行があなたのポケットからお金を抜き取っているのです。

さらに固定資産税として国が
あなたのポケットからお金を抜き取っているのです。

実は家の価格には広告宣伝費が上乗せされて金額に含まれており、
あなたが家を買った瞬間に価値が20%ほど下がります。

そしてあなたが買った時点で新築から中古に変わります。

つまり、あなたが家を買った時点で数百万負債を抱えることになるのです。

よく「持ち家はローンを全部払ったら全部自分のものになるじゃん
という人がいますが、今お伝えしたことを考えると、どう見積もっても、
あなたのポケットからお金が出て行っていることに気が付くかと思います。

さらにローンを組んだことによって、
あなたが本来、資産運用で増やせたお金を失うことになります。

一方家が資産になる場合もあります。

例えば、月々ローンで8万円払ったとします。

その不動産を毎月15万円で誰かに貸したとすると、
単純にあなたの財布のお金は増えていきますよね?

もちろん空室でお金が入ってこない場合や、
修繕費用でお金が出ていく場合もありますが、
それでもお金が増えるのであれば、
不動産も負債ではなく、資産になるんです。

こうやって、
お金に関する知識を持っているかいないかで、
お金持ちになるのか、貧乏になるのかが決まるのです。

1冊10分 本の要約flier(フライヤー)

まとめ 

1お金に働いてもらう
お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうことを理解する。

2お金に関する知識を持て 
お金に働かせる方法とは資産運用である。
会社経営、株や不動産。資産運用のやり方はさまざまである。

3資産と負債の違いを知ろう
あなたのポケットのお金を増やすのが資産、減らすのが負債。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

新品価格
¥1,760から
(2022/1/29 09:54時点)

コメント

タイトルとURLをコピーしました