いきなりですが、成功するのに努力は必要だと思いますか?
多くの人は必要と答えるでしょう。
この本では、成功は遺伝や環境によって決まるとされている。
例えば、東大生の親の6割の年収は950万以上だし、
東大生の親は高学歴だ。
つまり東大に入れるかどうかは、本人の努力というよりも、
たまたま頭の良い親に生まれて、
塾や教育にお金をかけてもらえたかどうかの方が大きい。
基本的に子供の知能は、親の学歴と収入で決まる。
だからこそ無駄な努力をして消耗するのではなく、
自分で変えられる1%の努力をすることだ。
新品価格 |
努力しなくても得できる場所へ行く
1つ目は「努力しなくても得できる場所へ行く」だ。
いいタイミングでいい場所にいたからチャンスを掴めることがある。
例えば、グーグルがyoutubeを買収したとき、
たまたま受付をしていた女性が普通に働いていただけなのに、
約1億5千万円を手にしたことが話題になった。
これは努力したわけでもなく、才能があったわけでもなく、
ただいいタイミングでいい場所にいたから得ができたわけだ。
こういうことはよくある。
たまたまITバブルの時に、IT企業にいたら給与が高くなったとか、
ビットコインをはじめに知って投資することができた、とか。
大事なのは今の場所でただ我武者羅に努力するのではなく、
追い風が吹いている場所に移動することだ。
そっちのほうがただ努力することよりも、
圧倒的に成果を出すことができる。
場所が悪いと、
どれだけ努力したところで無駄に終わるケースが多い。
例えば、銀行員は少し前まで高い給料を貰えるいい仕事だったが、
これからはどんどん少なくなっていくだろう。
ネットでやった方が楽だし、早いからだ。
これからはAIが窓口を担当することになるだろう。
となると銀行員がどれだけ努力しようが、
その努力が報われることはない。
もう一度言うが、この場所はダメだと思ったら、
追い風の吹いている場所に移動するんだ。
チャンスを掴むには暇を全力で作ること
2つ目は「チャンスを掴むには暇を全力で作ること」だ。
頑張ればどうにかなる、努力でどうにかなる!
と考えている人は多忙な場合が多い。
そうすると結局忙しすぎて、暇が無くなってしまう。
せっかく友達から面白そうなビジネスに誘われたり、
突然飲みに誘われて、そこで運命的な出会いがあるかも知れないのに、
「今は忙しい」と言ってみすみすチャンスを逃してしまう。
こんな風にチャンスは突然やってきて、
そして捕まえなければ過ぎ去ってしまうものなのだ。
だからこそ、暇は全力で作っておいた方がいいだろう。
時間は余るものではなく、自分で作り出すものなのだ。
両手が塞がっていたら、何もつかめない。
常に少なくとも片手は空けておくのだ。
優先順位を決めよう
次は優先順位を決めよう だ。
あなたは人生でこれだけは譲れない、というものはありますか?
優先順を持ってないと、
どうでもいいことに時間を費やす人生になってしまう。
だからこそ、
自分にとって一番大切なものが何かを知っておくことが大切なんだ。
家庭が一番だと思うなら、会社は絶対17時で帰ると決めることだ。
ちなみに優先順位をつける時は、
「後から修正可能なもの」は後回しでいい。
高校生のうちにしかやれないこと、
大学生のうちにしかやれないことなどあるだろう。
修正可能なものより、今しかできないことをやろう。
新品価格 |
自分にとって何がストレスかを知っておく
次は、自分にとって何がストレスかを知っておく 。
嫌なことや向いてないことでも「やらなくちゃいけない」と
我慢してうつになったり、体を壊している人はとても多い。
そもそも私たち人間が生きる意味はない。
どうせ意味がないのなら、
死ぬまでにできるだけ楽しく生きたほうがいい。
幸せの数を増やすことを目標にすればいいのだ。
だから自分にとってのストレスを避けることが大切だ。
満員電車に乗ることなのか、朝早く起きることなのか、対人関係なのか。
今一度、自分にとって何が一番ストレスなのかを考えてみることだ。
自分にとって頑張らなくても勝てる場所にいく
次は、自分にとって頑張らなくても勝てる場所にいく 、だ。
そもそもなんで「努力すれば何とかなる」
という考え方が溢れていると思う?
努力で報われている人もいるから?
おしい、それはごく一部だけ「努力できる」
という才能を持った人がいるからだ。
例えば毎日筋トレとか毎日ブログ投稿、
勉強も毎日10時間以上平気でしてしまう人たちがいる。
ただ、ほとんどの人はそれができない。
つまり、何かを成し遂げるために頑張らなければならない時点で、
自分よりもっと頑張る人がたくさんでてきて、
すぐに先を越されてしまうわけだ。
正面突破の努力勝負では勝ち目がない。
だからこそ、自分にとって頑張らなくても勝てる場所に
行った方が上手くいくんだ。
努力を極端に表現すると、「イヤだけど、我慢して頑張る」となる。
だからこそ、自分にとって頑張らなくても勝てることを
やらなくてはならないのだ。
仕事は好きなことではなく、世の中のニーズに合わせる
次に仕事は好きなことではなく、世の中のニーズに合わせる、だ。
仕事と趣味は分けて考えたほうがいいだろう。
仕事は好きなことではなく、できることを仕事にすればいい。
そして仕事を選ぶときは社会のニーズに合っているかが重要だ。
例えば、ペタンクというマイナースポーツがあるのだが、
いくらペタンクが上手かったとしても、日本で食っていくことはできない。
どれだけゲームがうまくても、
流行りのゲームでなければ評価されない。
「天才」と「変人」を分けるのは、出された成果物が
どれだけ社会に受け入れられたかどうかで決まるのだ。
今だとAPEXが上手い人は天才、
インベーダーゲームが上手い人は変人だ。
だから好きなことは趣味として持っておき、
仕事は世の中のニーズに合わせたもの、
お金になりやすいものを選ぶべきだということだ。
ここからはやっておいた方がいい努力を2つ説明する。
専門性を身に着ける。
まずは専門性を身に着ける、だ。
例えば、ロシア語が話せますとか、プログラミングができますとかだ。
こういう人は得をしやすい。
なぜなら世の中の仕事は高校生でもできる仕事で成り立っている。
警備員とかウエイトレス、電話受付など高校生でもできるだろう?
しかし誰にでもできる仕事というのは給与は少ないし、
AIによって真っ先に奪われやすい。
だからこそ、誰にでもできる仕事をしないように、
専門性を磨くことはとてもコスパがいい努力なんだ。
これからはただ勉強するのではなく、
これで専門性のある仕事に就けるのか?と考えてみるといいだろう。
ユニークな人材が生き残る
次はユニークな人材が生き残る、だ。
もう一つ大切な努力は「ユニークな人材になる努力だ。」
個性的とも言っていい。
なぜなら普通の人より何か違ったものがないと注目されないからだ。
これからはどんどん個性的な人が得をできるようになるだろう。
でも人と違うとは難しいのでは?
ユニークになる方法として
「珍しいことを率先してやる」ことが大切だと書かれている。
少しレアな経験を積んでいる方が、
これからは有利だし、チャンスを掴みやすい。
努力をするのなら、さっき言ったように専門性を身につけて、
レアな経験を率先して引き受けてみることだ。
まとめ
・99%の努力はほとんど意味がない。
・努力しなくても得できる場所にいく
・チャンスを掴むには暇を全力で作ること
・優先順位をつけること
・何が一番ストレスなのかを知っておくこと
・自分にとって頑張らなくても勝てる場所にいく
・仕事は好きなことではなく、世の中のニーズに合わせる。
・専門性を身につける
・ユニークな人材になるためにレアな経験をする
今まで説明してきた通り、ただの努力では報われないことが多い。
それよりも努力しなくても勝てる場所にいくことだ。
そして専門性とレアな経験を積んでおくことでチャンスが来た時に、
飛び乗りやすくなるというわけだ。
是非とも努力の方向性を変えてみてほしい。
新品価格 |
▼ひろゆき氏の別のおすすめ書籍も載せときます。よかったらどうぞ。
新品価格 |
コメント