今回は「無敵の思考」という本を解説していきます。
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最初に結論を言うとこうです。
無敵の状態とはお金がなくても幸せになれる状態である。そしてその状態になるために必要なことは「人生のランニングコストを下げること」と「生産者になること」である。
というわけでこの記事では①そもそも人はなぜ生きるのか②人生のランニングコストについて③消費者よりも生産者になるべき理由という順番で解説していきますので、ぜひお楽しみください。
そもそも人はなぜ生きるのか
①そもそも人はなぜ生きるのか?まず前提としてそもそも人はなぜ生きるのかという話から入ります。
著者のひろゆきさんは人はなぜ生きいるのかという問いの答えを死ぬまでにできるだけ楽しく暮らすためだとしています。
これは多くの人が納得できる考えだと思いますがどうですかね?
そしてこの死ぬまでにできるだけ楽しく暮らすというのを掘り下げると、なるべく楽しいことを増やし不快なことを減らすというふうになります。
というわけで私たちが生きる目的は、なるべく楽しいことを増やして不快なことを減らす、多分これだよねっていうのを前提にして話を進めていきます。
人生のランニングコストを下げる
②人生のランニングコストを下げる。
なるべく楽しいことを増やして不快なことを減らすためにはランニングコストが小さい方が有利です。
ランニングコストとは維持費のこと、つまり生活費です。
多くの人は年を取るにつれて給料が上がりそれに伴って多くの人が生活水準も上げていきます。例えばより家に住んだり、いい物を食べたり贅沢したりします。
しかしそのような給料が上がったからといって生活水準も上げてしまうと貯金が増えないし、毎月毎月お金を稼ぐ必要があります。
そうなってくるとどうなるかというと嫌なことを嫌だと言えません。今の仕事がどんなに嫌でも止めることができませんよね。
逆にランニングコストが低かったり貯金がある人は何かあったらいつでも辞めてやるぜ、すぐ転職してやるぜ、という姿勢でいられます。
つまりランニングコストが低い人の方が嫌なことを嫌だといえるということ。
ということはなるべく楽しいことを増やして不快なことを減らす、この目標に対して理にかなっていますよね。
多くの人は給料が上がると生活水準を上げてその生活水準を維持するために働くという流れが多いですけど、生活水準をあげないほうが人生における選択肢を増やせるだろうという考え方です。
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消費者よりも生産者になるべき理由
③消費者よりも生産者になるべき理由。ランニングコストを低くするためには消費によって幸せになる人よりも生産によって幸せになれる人であるべきです。
この消費者なのか生産者なのかというのが人生の難易度に大きく関わってきます。というのも消費するためにはお金が必要です。高いブランド品を買うとか、いい家に住めとか、贅沢をするとか、そういった消費活動するためにはお金を稼ぐ必要があります。
そのお金を稼ぐための仕事が楽しければ問題ないですが、嫌な仕事であればもう人生ハードモードですよね。週に5日間働くとすると5日間も嫌々仕事をして、土日の2日間でお金を使ってたまったストレスを発散してまた5日間働く。
このような消費者としての人生だと貯金が増えないので将来に対する不安も増す一方です。
こういう生き方だとなるべく楽しいことを増やして不快なことを減らすという目標に対して、不快なことの割合が多すぎますよね。
それに対して生産者は物をつくることで幸せになれます。例えば絵を描くとか写真を撮るとか歌を歌うとか動画を作るとか。
一言に生産といってもたくさんあります。生産は基本的に無料もしくは最初の初期投資だけで行えるものが多いです。
しかもやり方を工夫すればそれによってお金を稼ぐことすらできます。
つまり、あまりお金をかけずにむしろお金を稼ぎながら幸せになりつつ貯金も増えていくというのが生産者としての生き方です。
そう考えるとこっちの生き方のほうがなるべく楽しいことを増やして不快なことを減らすという目標に対しして理にかなっていますよね。
そういうわけで消費者の人生はハードモード、生産者の人生は比較的イージーモードだということです。
とはいえ生産者じゃなくても人生の難易度を下げる方法があります。それは無料の娯楽を楽しむことです。
今はとても便利な世の中で無料の娯楽が充実していますよね。例えば図書館でタダで本を借りれたり、無料のスマホゲームがたくさんあったり、youtube ではいろんなジャンルの動画が見放題。あと筋トレやスポーツも無料でできる趣味だと思います。ネットフリックスみたいに低めの料金で映画やアニメを見放題のようなサービスもあります。
このような無料もしくは安価で楽しみある娯楽もたくさんあるので、そういうものの中から自分がハマれるものを見つけるのもいいですよね。
こっちは生産的な活動ではないですがあまりお金を使わず幸せになれるので人生の難易度がぐっと下がります。
以上のように人生のランニングコストが低い人の方が生きやすい。消費者ではなくて生産者としての幸せを感じられる人のほうが生きやすいということでした。
世間一般では給料が上がると共に生活水準も挙げる人が多いし、消費者の方が多いですよね。そのような流れを見て自分もなんとなくそういう生き方になっているみたいな人が多いんじゃないかと思います。
それによってなるべく楽しいことを増やして不快なことを減らす、これが出来ていればそれで何も問題ないのですが、ただなんとなく周りに流されているだけで楽しいことが減って不快なことが増えちゃっている人もいるかもしれません。
この辺は人それぞれの価値観によると思いますが、自分の軸で楽しく生きられているかどうかが大事ですよね。
いずれにせよをなるべく楽しいことを増やし不快なことを減らす。これから逆算するとお金を使わずに幸せになれる人がやっぱり有利ですよね。嫌な思いをしてまでお金を稼ぐ必要がないからです。いざとなったらいつでもやめられる、別の仕事を探せるという選択肢があるからです。
このような常識にメスを入れるような考え方、自分の軸を大事にする考え方も面白いなと思います。
まとめ
というわけで最後に全体のまとめです
①そもそも人はなぜ生きるのか。それはなるべく楽しいことを増やし不快なことを減らすため。
②人生のランニングコストについて。これは人それぞれの価値観にもよりますが 人生のランニングコストは下げた方が幸せになれそうです。
③消費者よりも生産者になるべき理由。こちらも同様価値観によりますが生産者になれた方が幸せになれそうです。
というわけで今回紹介した本、無敵の思考には幸せになるためには実は常識にとらわれずにこうした方がいいよね、みたいな面白い21個の考え方が書かれています。超おすすめの本ですので下のリンクから是非チェックしてみてください。今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。
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