「人生のルールが激変した私たちは3つの資産を蓄積して将来に備える必要がある」
今回は黒田悠介さんが書かれた「ライフピボット縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」という本を解説します。
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本書こんなあなたにオススメです「自分の人生について真剣に考えたい人」「将来についてななんとなく不安な人」「現時点で40代以下のすべての人」そんな方に特におすすめの本です。今40代以下の方は全員必ず読んだ方がいいと思います。
ではいつも通り最初にこの本の結論を言っておきます。
結論、現代において人生のルールが大きく変わってしまった。そんな中私たちは人生の中で何回も人生の方向転換ライフピボットを行うことが必要である。そしてこのライフピボットが必要である現代において、私たちは3つの蓄積をすることで将来に備える必要がある。
というわけでこの記事では
①人生のルールが激変した
②3つの蓄積をすることで将来に備えよ
③蓄積をするために有効な6つのアクション
という順番で解説していきますのでぜひお楽しみください。
人生のルールが激変した
①人生のルールが激変した。はい人生のルールが大きく変わったために、すべての人においてライフピボットが必要になりました。この章では人生のルールが激変したとはどういうことなのかについて解説していきます。
まず先に本書のタイトルでもあるライフピボットとは何なのかという話からしておきます。ライフピボットとは一言でいうと人生の方向転換のことです。
そもそもピボットというのは日本語に直訳すると方向転換という意味です。ですのでライフピボットとは人生の方向転換です。
もう少し掘り下げると自分の過去の経験を生かして時代に合わせて変化すること、これがライフピボットです。
例えば転職とか引越しというのもライフピボットの一つになるかと思います。このような人生の方向転換ライフピボットが現代を生きるすべての人にとって必然となりました。中でも特に現時点で40代以下の人にとってはこのライフピボットはもう必然です。
ではなぜライフピポッドが必然となったのでしょうか?これは結論、人生というゲームのルールが激変したからです。
人生のルールが大きく変わったとはどのように変わったのかというと、大きく3つの点で変わりました。その3点とは「人生の長期化」「ライフスタイルの短期化」「世界の変化の加速」この3点です。
ではそれぞれ掘り下げて解説しますまず。
人生の長期化
1つ目人生の長期化について。これは人が長生きするようになったということです。今や人生100年時代とも言われるように多くの人が100歳くらいまで生きるようになりました。現時点で40代以下の人はちゃんとこのことを考えるべきです。
100歳くらいまで生きるということは働く時間が長くなるということです。
そもそも昔はざっくり教育20年仕事40年老後10年それで合計70年くらい生きるみたいなシンプルは人生設計だったと思います。これが昔の話です。しかし今は違いますよね。人は100年生きます。そして100年生きるとなると退職する時期を後ろにずらす必要が出てきます。
ですので例えば教育20年前後仕事を50年前後そして老後10年前後みたいなイメージになります。つまり50年以上も働くのが普通になります。
これが今を生きる私たちにとって人生におけるルールの大きな変化です。
ライフスタイルの短期化
ではポイントの二つ目ライフスタイルの短期化。
これは例えば転職とか副業が当たり前になってきているという時代背景です。
人生の長さは70年から100年と伸びましたが、ライフスタイルの変化の速度は上がりました。ライフスタイルの変化が頻繁に起こるようになりました。これは後述する世界の変化の加速が理由でもあります。
世界の変化の加速
では3つ目のポイント世界の変化の加速について。
今更ですが世界が変化するスピードは格段に上がっています。
例えば面白いデータとして利用者5000万人を獲得するまでにかかった時間という観点で見ると面白いデータがあります。利用者5000万人を獲得するのにかかった時間これは飛行機68年、自動車62年、電話50年、クレジットカード28年、テレビ22年、 ATM18年、コンピュータ14年、携帯電話12年、インターネット7年、 ipod 4年、youtube 4年、 facebook 3年、twitter 2年、ポケモンGO19日。
これめっちゃ面白いですよね。変化のスピードの上がり方がえげつないです。これはスマホとインターネットが既にあるからだからこそをポケモンGOは19日で普及できたというような背景があります。
つまり既に起こったイノベーションが次のイノベーションを支えるという構造があるんです。つまりイノベーションの連鎖です。このようにイノベーションが連鎖していく性質により世界が変化するスピードは指数関数的に伸びています。もう現代においてはたったのに3年で世界の様子がガラッと変わりますからね。
このように世界の変化が加速しているので現代を生きている私たちは加速する様々な変化に見舞われます。というわけで以上が人生のゲームが激変したということです。
激変したのは大きく3点「人生の長期化」「ライフスタイルの短期化」「世界の変化の加速」です。このような3つの変化を受けてライフスタイルの転換が1度や2度ではなく何回も行うことが必然になりました。昔は将来についておおよその見通しを立てて生きるのが普通でした。いわゆるキャリアプランというやつです。
しかし今ではどうでしょうか?
キャリアプランを立てる意味がなくなってしまいました。なぜなら現代のような変化の激しい時代においてはプラン通りにはほぼ100%進まないからです。計画が無意味な世界になりました。
じゃあ私たちはどうするべきなのか?
そこで私たちがすべきことは計画ではなく、どんな変化にも対応できる準備をすることです。準備こそが必要であり有効な時代に変わりました。変化に対応できる準備を蓄え、ライフピボットする生き方。これがこれからの時代の当たり前になります。
ライフピボットは自分の過去の経験を生かして時代に合わせて変化することです。この過去の経験が準備にあたります。経験を蓄積することがまずは必要になります。
では具体的にはどんな経験を蓄積する必要があるのか?続いてはそれについて解説していきます。
3つの蓄積をすることで将来に備えよ
では続いてに3つの蓄積をすることで将来に備えよ。
私たちは仕事の経験を通して3つの蓄積を貯めていく必要があります。さて3つの蓄積一体何だと思いますか?考えてみてほしいです。この激動の時代において充実した人生を送るために蓄えるべき3つの蓄積一体何でしょうか?
3つの蓄積とは「価値を提供できるスキルセット」「広く多様な人的ネットワーク」「経験によるリアルな自己理解」この3つです。
それぞれ簡単に言うとスキル、人脈、自己理解、それぞれざっくり一言で表すとそのようになります。
ではこの3つについてそれぞれ掘り下げていきます。
価値を提供できるスキルセット
まずは一つ目価値を提供できるスキルセット。スキルについてこれは例えばプログラミングスキル、ライティングスキル、マーケティング、セールス企画などのスキルです。一番わかりやすいスキルとしてはそういう実務的な能力になります。
ただ一言にスキルと言ってもスキルには3種類あります。その3種類のスキルというのが「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3種類です。
このようにスキルを3種類に分ける考え方はハーバード大学教授のロバートカッツが1955年に提唱したモデルです。そしてこのモデルは今でも経営やマネジメントで使われています。
テクニカルスキル
ではそれぞれ掘り下げてみると「テクニカルスキル」は課題を解決する能力です。ここがいわゆるスキルと言われてぱっと思いつくようなスキルです。さっき言ったプログラミングやライティング、マーケティングなんかのスキルがここにあたります。
ヒューマンスキル
次に2つ目のヒューマンスキルについて。ヒューマンスキルは対人関係をうまくやる能力です。
例えば会話、聞く力、調整する力、リーダーシップ、プレゼン能力、マネジメント能力、仕切り役。こういうのがヒューマンスキルにあたります。
コンセプチュアルスキル
そして最後にコンセプチュアルスキル。これは日本語訳すると概念化能力となります。
このコンセプチュアルスキルには14項目あります。それは「論理的思考」「水平思考」「批判的思考」「多面的視野」「柔軟性」「受容性」「知的好奇心」「探究心」「応用力」「洞察力」「直観力」「チャレンジ精神」「俯瞰力」「先見性」この14項目です。
このコンセプチュアルスキルについては他のテクニカルスキルとかヒューマンスキルと同時に発揮されいるという特徴があります。どういうことかというと例えば論理的思考が課題解決能力において生かされるとか、柔軟性がヒューマンスキルに生かされるとかそういう感じです。
というわけで以上の「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」この3つが価値を提供できるスキルセットです。
お金を稼ぐということは価値を提供するということです。基本的には価値を提供する。そしてそれに見合うだけの報酬を獲得する。それがお金を稼ぐということです。
ですのでこのような価値を提供できるスキルセット、これをコツコツと蓄えることが人生の充実度に直結します。
広く多様な人的ネットワーク
では次に2つ目の資産広く多様な人的ネットワークについて。
これは簡単に言えば人脈ですが、この人脈から新しい情報とか機会を得ることができます。例えば仕事を依頼されたり逆に仕事を依頼したり新しいチャンスに出会えたりなどのメリットがあります。そういうものを人脈が与えてくれます。
そしてこの人脈を作る上で一つポイントとなるのが「信用」と「信」頼を分けて考えることです。信用と信頼、言葉としては似ていますが、似て非なるものです。むしろ真逆の性質があるとすら言えます。
信用というのは例えば実績や肩書きみたいなものです。それに対して信頼は深い関係を築けている人脈、家族や友人や仕事仲間などとの関係です。
そして信用は客観的な評価。つまりあの人は○○という実績がある、みたいな感じで信用とは客観的な評価です。それに対して信頼は主観的な評価。たとえば家族とか友達とか自分の主観で信頼度は決まります。信頼性は主観的に決まるものです。そして信用は一方方向の関係です。
つまりお互いに知り合いじゃなくても向こうは私のことを信用しているとか、向こうは私のことを知らないけど私は向こうのことを信用しているみたいな関係です。それに対して信頼は双方向的な関係です。つまりお互いに知り合いであるということです。
そして信用は価値を提供することによって貯めていくものです。何かの実績とかが信用になります。それに対して信頼は共同作業によって築いていくものです。信頼は一緒に仕事をするとか一緒に食事をするとかそういう共同作業を通して開拓されていくものです。
というわけで信用と信頼の違いを説明してきましたが、この両方を貯めていくことが有効です。実績をつけることと深い関係の人脈を築くこと両方に価値があります。
この信用と信頼両方を高める努力をすることで広く多様な人的ネットワーク人脈を築いていく、これが変化の激しい現代においては必要になってきます。
資産、経験によりリアルな自己理解
では続いて3つ目の資産、経験によるリアルな自己理解について。
やはり幸せな人生とか楽しい人生を送るためには自己理解が必須です。自分の好みとか価値観を理解する喜びを感じる時の共通点とか、辛さを感じる時の共通点、こういう自分の価値観について理解を深めることで人生の充実度満足度を上げることができますよね。
また他にも自己理解が大事な理由はあります。それは努力は夢中に勝てないからです。夢中な状態というのは最強です。嫌々努力するよりも夢中で頑張れる人の方が成果を出せるに決まってますよね?
だからこそ自分が夢中になれるものを探すべきです。他の人に比べて苦もなくできることをやるほうが効率がいいです。
そのためにちゃんと自己理解をして自分が夢中になれるものがどういうものなのか考える必要があります。そしてこのように自分を理解するためには毎日日記を書く事がおすすめです。著者の黒田さんもおすすめされています。
なぜ日記がお勧めかというと記憶というのはあてにならないからです。1日に1回はその日を振り返る時間を作らないと、どうしても忘れてしまいます。毎日寝る前とかにその日一日を振り返る時間を取りましょう。
そうすることで自己理解を深めることができます。毎日その日を振り返ることで自分はこういう時に喜びを感じるよな、とかこういうのは嫌いだよなぁ、とか自己理解が深まります。
僕もかれこれ1年半くらい日記をつけていますが、自分と向き合うことで自己理解が深まるので個人的にもおすすめです。
例えば僕の例でいうと、僕は自分が興味があることについて学ぶのが好きだな、そしてその学んだことを人に教えてあげるのが好きだし、わりと得意でもあるな、みたいな。後は自分は外から何か強制されるのが嫌いだな、自分の頭で考えて自分で物事を決定して自分で物事を進めていける、そういう状況において頑張れるタイプだよな、みたいな。
自分は1人の時間が必要なタイプで自治制を持って生きることに価値を感じる。だけどたまには人と会って話した方が色々とモチベーションが上がる。だから週に1~2回くらい人と会うのがペースとしては理想的だな、という感じで自分の価値観を深めてきました。
そういうわけですので毎日夜日記を書くという習慣はおすすめです。そのように振り返る時間を取り自己理解をちゃんとすることで自分が進むべき方向性が見えてきます。自分が夢中になれるものが見えてきます。
というわけで3つの資産「価値を提供できるスキルセット」「広く多様な人的ネットワーク」「経験によるリアルな自己理解」この3つを貯めていくことが変化に対応していくための準備になります。
そしてこの3つの蓄積についてスキルと人脈は前進するための手段やエネルギーです。そして自己理解は進むべき方向性を決めるものです。これを黒田さんは車に例えています。
車で例えるとスキルや人脈は前に進んでいくためのアクセルである。そして自己理解は進んでいく方向を決めるためのハンドルである、と黒田さんは例えています。
スキルと人脈がアクセル、自己理解がハンドルです。これは的確な例えで分かりやすいですよね。人生のルールが大きく変わった今この3つの蓄積を貯めることでどんな状況に置かれても柔軟に変化できます。ですので仕事をする上でこの3つの資産を意識しながら働くことが必要です。
またさらに本書ではこの3つの蓄積を効率よく貯めることができる具体的な方法についても提示されています。ですので続いてはその3つの蓄積を効率よく貯めていける具体的な方法について見ていきましょう。
蓄積をするための有効な6つのアクション
では続いて3蓄積をするために有効な6つのアクション。蓄積のための6つのアクション。
これは先に結論から言うと「マッチングサービスを利用する」「発信し続ける」「イベントに参加、登壇、主催する」「コミュニティに参加主催する」「ギグワークする 」「ギブワークをする」この6つです。
これら6つのアクションは3つの蓄積を同時に進められるオススメのアクションです。では掘り下げていきます。
これら6つのアクションは特徴があります。
まず「マッチングサービスを利用する」「発信し続ける」この2つについては「新しい人に出会うアクション」です。
そして「イベントへの参加、登壇、主催」「コミュニティへの参加主催」これについては「新しい場所に出向くアクション」です。
そして「ギグワークをする」「 ギブワークをする」については「新しい機会を生むアクション」です。
では続いてはそれぞれのアクションについて一つずつ掘り下げて解説します。申し訳ないのですがここは簡単に駆け足で紹介していきます。(量が膨大になってしまいますので・・・)
マッチングサービスを利用する
ではまず一つ目「マッチングサービスを利用する」今はビジネス系のマッチングサービスが充実しています。これを利用することで会いたいタイプの人とかまったくタイプの違う人とかと出会うことができます。
そしてこのマッチングサービスを利用することで人脈を作ったり、またいろんな人と会うので自己理解を深めたりできます。
ちなみに本書でオススメされているサービスとして、yenta、bosyu、バーチャルランチクラブなどが挙げられています。
発信し続ける
では続いて二つ目のアクション「発信し続ける」。SNSなどで発信をします。これによって人脈を広げたり、自己理解を深めることができます。発信のポイントとしては実名で顔出しで行うことです。
なぜかというとその方が信用や信頼を貯めることができるからです。
そして発信するテーマや発信する場所を決めることもポイントになります。発信するテーマについてはやはり自分が得意な分野それでいて何かしら役に立つとか面白いとか価値のある発信をすべきです。
そして発信する場所については今においてはfacebook twitter あたりがメインになりそうですね。今後はインスタグラムも候補として挙がりそうです。SNSを利用して発信を続けましょう。
イベントに参加・登壇・主催する
では続いて3つ目のアクション、イベントに参加・登壇・主催する。
イベントに主体的に関わることでスキルや人脈自己理解を蓄積させることができます。いろんなイベントがあると思うので積極的に顔を出してみましょう。
コミュニティに参加・主催する
では続いて4つ目のアクション。コミュニティに参加・主催する。
コミュニティに積極的に参加すれば、スキル・人脈・自己理解が深まります。
例えば今だとオンラインサロンとかありますよね。あとはオフラインのコミュニティもあります。今だと定額でいろんな地域に住めるサービスなんかもあります。本書ではaDDressやHafHなどが例として挙げられています、気になる方はググってみてください。
ギグワーク
では続いて5つ目のアクション。ギグワーク。
ギグワークというのはオンラインで受発注される単発の仕事のことです。そもそもギグというのは日本語に直訳すると短髪となりますですので、ギグワークとは単発の仕事です。
例えば最近だとウーバーイーツやTimeeなどがあります。この辺は自分が仕事を受ける場所です。この辺はスキマ時間を上手く利用して働くという感じです。それに対してココナラ、ストアカ、タイムチケットこのようなサービスもあります。この辺は自分が商品を出したり、自分の時間を売る事が出来る場所です。
例えば1時間でプログラミング初心者が仕事を受注する。ノウハウを教えますみたいな感じです。
つまり自分が出品者になれる場所です。自分のスキルや自分ができることを提供する場所になっています。
現代においてはこういう土壌が整っているのでギグワークで試してみることができます。ギグワークのような単発の仕事はやはり自分のスキルを試してみることができる、ここに価値があります。自分のスキルを試してみることで自己理解が深まったりスキルアップを狙うことができます。
ギブワーク
では続いで6目のアクション。ギブワークについて。
これはギブする働き方です。例えば報酬をもらわずにただで働くなどが当たります。デザインの勉強をしている人とかが最初の仕事として、友だちのSNSのアイコンのイラストをタダで書いてあげるとかそういうのがギブワークです。
こういうただ働きのメリットとしては、まずはスキル・人脈・自己理解の蓄積が貯まります。スキルが上がりますし、感謝されて人脈が深まりますし、自分が好きなことを探す手段にもなります。
また打席に立つ回数が圧倒的に増える。これもメリットです。ただ働きはお金はもらわないけれど経験を貯めることができます。そしてただ働きだと当然打席に立つ回数が増えるので、いろんな経験をすることができます。
あとはそもそも人には返報性の原理という心理があります。これは何かしてもらったらをお返したくなるという人間の心理です。人は社会的な生き物なのでそういう心理原則があります。
そういう理由なのでただ働きをしているようで実は何かしらお返しが後々返ってくる場合が多いです。
というわけで以上が6つのアクションについてです。これら6つのアクションは3つの蓄積を同時に進めるられるというメリットがあります。ですので積極的にチャレンジしてみる価値があります。
著者の黒田さんはこのように言っています。
「私たちは100年生き半世紀以上働く時代に突入しようとしています。地図は常に塗り変わり、コンパスが指し示す方角も定まりません。そんな時代に私たちが進み続けるために必要なのは一歩ずつでも着実に踏み出すことができるライフピボットの力です。将来の見通しが立たないそんなことは問題ではありません。将来の見通しなんて立たなくてかまいません。やりたいことがわからないのは当たり前で、やりたいことに出会える人の方が少数です。そこで私たちがすべきことはただ一つ備えることです。3つの蓄積を貯めて備えることです」
3つの蓄積を貯めることで激動の時代において、臨機応変にライフピボットしながら生きる。これができると人生の充実度は格段に上がりますよね。
まとめ
このあたりで最後に内容をまとめます。
①人生のルールが激変した。大きく3つの点で激変しました。それは「人生の長期化」「ライフスタイルの短期化」「世界の変化の加速」です。
②3つの蓄積をすることで将来に備えよ。3つの蓄積とは「価値を提供できるスキルセット」「広く多様な人的ネットワーク」「経験によるリアルな自己理解」
③蓄積をするために有効な6つのアクション。これは「マッチングサービスを利用する」「発信し続ける」「イベントに参加・登壇・主催する」「コミュニティに参加主催する」「ギグワークをする」「ギブワークをする」という6つでした。
今回紹介した本「ライフピボット縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」についてまだまだ紹介できていない部分が多いです。超おすすめの本ですぜひ読んでみてください。いつも通りリンクは下に貼っています。特に現時点で40代以下の方は全員読むべきだと思います。というわけで今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。
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