【要約】「勝間式 金持ちになる読書法」をわかりやすく解説【勝間和代】

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今回は勝間和代さんの書かれた「金持ちになる読書法」を解説していきます。

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この本は一言でいうと「お金持ちになる読書の方法を教えてくれる本」です。本を読めばお金持ちになれるって事です。

実際にアメリカのビジネスマネジメントディグリーという情報サイトの研究データによると、富裕層の88%が1日に30分以上ビジネス書などの本を読んでいるのに対して、年収300万円以下の人はわずか2%しか本を読んでいなかった。

本を読む人の方がお金持ちになりやすいというのは間違いない。なぜなんでしょうか?

それはシンプルに本を読まない人よりもお金について多くのことを知っているからだ。知識の差だ。知っている人と知らない人、すぐにその差は出ないが長い人生を送る上で少しずつその差は開いていき、30代以降は追いつけないくらい大きな差になってしまうのだ。

今回の記事を最後まで読めば、そんなお金持ちになるための読書法を知ることができるだろう。

お金持ちは無意識にお金持ちになる行動が取れる

1つ目は「お金持ちは無意識にお金持ちになる行動が取れる」だ。

実は最近の複数の研究から、私たちはすべてのことを無意識で決めているということがわかっている。無意識に決定をして、後でその理由や言い訳をつけたしているに過ぎないのだ。

つまり私たちがどのレストランに入り、何を頼むのかは無意識に決めているということだ。そしてその無意識が大きく影響を受けるもの、それがその人の知識と経験なんです。

つまり読書していろんな知識を得ていくと、パスタは小麦製品で体に悪いし、糖質たっぷりだからやめておこうと感じて、無意識の行動も変わるということだ。

では「お金持ちになる人となれない人は何が違うのか」と言うと、お金持ちというのは無意識にお金持ちになる行動を取れる人で、貧乏人は無意識に貧乏になる行動を取っている人なんだ。

無意識だから本人はそれに気づいていない。例えば分かりやすいところだと宝くじだろう。お金持ちはお金持ちになる前から宝くじなんて買わない。宝くじが好きな視聴者のためにyoutube の動画の企画で宝くじを買うことあるかもしれないが、プライベートで宝くじを買うことは絶対にない。

なぜならそれよりもはるかに良いお金の使い方を知っているからだ。

でも本を全く読まないお金持ちもいるだろう。それは本ではなく人からお金持ちの行動や考え方を学んでいるパターンだ。それができるのはたまたま親や友達にお金持ちがいた場合だけだ。お金持ちの子供がお金持ちになりやすいのは親からお金持ちの考え方や行動の英才教育を受けているからだ。

じゃあ平凡な家庭に生まれた人はどうすればいいのか?

そこで本だ。もし周りにお金持ちがいない場合は、成功者の書いた本を読んでお金持ちの行動や考え方を学ぶのが一番の近道になる。自分の一生だけの知識でわかることなんてたかが知れているからだ。

本とは、他人の人生を体験して知識を手に入れる方法なのだ。これほどコスパの良いものはない。とにかくお金持ちになりたければ、無意識にお金持ちになれる行動がとれるまで本を読み続けることだ。

目的を持って本を読む

次は「目的を持って本を読む」だ。

お金持ちになりたければ「お金持ちになりたい」とか「健康になりたい」とか「モテたい」などの目的をもって本を読むことだ。楽しむために本を読むというより、実戦で使えることを学ぶために本を読まというのが大事なのだ。

多くの人は目的がなく、なんとなく本を読んでいる。目的がないからこの本から何を得たいのかも曖昧だ。その結果、本を読んだ後に「あー面白かった」で終わってしまうのだ。

こういった読書は食事で言うと、栄養にはならないけどただおいしいだけのお菓子を食べるようなものだ。心の豊かさにはつながるかもしれないが、お金持ちにはなれない。

逆にお金持ちになる読書というのは、食事で言うと筋肉をつけたいという目的をまずもって、そのためにプロテインや鳥のささみ、卵などを食べるという感じだ。

本を読む前に、自分がどうなりたいのかという目的をまずもってから読むと良いだろう。

たくさん本を読んで共通点を見つける

次は「たくさん本を読んで共通点を見つける」だ。

ということでお金持ちになりたければ、手始めにお金に関する本を50から100冊は読んだ方がいいだろう。

そんなに!?と思うかも知れないが、それくらい読めばどんなお金持ちの本にも書かれている共通している考え方や行動が見えてくる。

どのお金持ちでもやっていることは確信に近いだろう。多くのお金持ちが早起きをしているのなら、まず早起きから真似してやってみればいい。多くのお金に関する本でインデック投資がオススメされているのなら、自分も真似してみればいい。

とにかくたくさんお金持ちの本を読めば、あっちにもこっちにも書いてあるお金持ちになる共通点が見えてくる。その共通点を真似するんだ。

そうすれば少しずつ今の自分からお金持ちに近づいていくことができるというわけだ。

次は「読んだら行動に移すまでがワンセット」だ。本を読んで情報を得たら、まずは一つ行動に移してみることだ。読書家であるにも関らず収入を上げられない人は、本を読んだ後に行動を起こしていない人だ。

でもなんで行動しないとダメなんのだろう?

本は言ってしまえば「宝の地図」みたいなものだからだ。本は今、自分の立っている場所からどちらの方向に進めば宝があるのか教えてくれるものなんだ。だから宝の地図を手に入れたら行動しなければならない。

例えば、本に「1日1食が健康にいい」とか「貯金ではなくインデックス投資をするべき」と書かれていたとしよう。それは宝の地図だ。まずは書かれている通り実行してみるんだ。そうすると体調が良くなるかもしれないし、投資をしてお金が増えることを実感できるかもしれない。

もし本を読まなければ、一生1日3食食べて、貯金ばかりしていたかもしれないわけだ。体調不良の原因が分からないまま一生を過ごしていたかもしれない。そう考えると恐ろしい。本当にただ知らないというだけで大損するんです。

実際に体調が悪くなったり、投資をしてお金が減ったらすぐに辞めればいい。ダメなら引き返すんだ。本に書かれていても、自分に合うものと合わないものがある。「宝の地図」が正しいか間違っているのかを自分の行動で検証しなければならない。

こんな感じで読書と行動は1セットでなければならないのだ。とにかく本を読んで知ったことを一つだけでいいから試してみるんだ。それをただ愚直に続けていくだけで、確実に人生はよくなっていく。

本当にやることはただこれだけだ。

迷ったら海外の人が書いた翻訳書を読む

次は「迷ったら海外の人が書いた翻訳書を読む」だ。

つまり日本人とかタレントが出した本ではなく、海外の人が出している本を読んだ方がいいと言っているんだ。

なぜか?

日本にもいい本がたくさんある。しかし日本の著者が書いた本はどうしても今の日本の環境から書かれている事が多いし、研究対象も狭い。それだとあまり視野は広がらないだろう。

それよりも世界中で売れている本を読んだ方が視野が広がるし、わざわざ外国語から日本語に翻訳されて出版されている本というのはそれだけ役に立つ内容だったり、価値がある可能性が高いというわけだ。

だから海外の人が書いたエビデンスに基づいた本を読むのが一番勉強になるだろう。

耳で本を読む

次は「耳で本を読む」だ。

ということで本がいかに大切なのかが分かったと思う。だができれば年間300冊は読むべきだとこの本に書かれている。

正直、サラリーマンをしている人が本を毎年300冊読むのはかなりハードだろう。しかも本を読むの遅い人はなおさらだ。

しかし、誰でも最初は遅いが、筋肉と同じで文章も読めば読むほど速く読めるようになる。だから最初は無理やりにでも本を読んでみることだ。

そして、それと並行して効率的に情報を摂取する方法として耳で本を読むのもいいだろう。つまり移動中に audible や youtubeなどを活用して耳で読書をすることだ。

移動中に耳で勉強する、これは現代のライフハックだ。それもできれば1.5倍とか2倍速で聞くというのが私は結構好きでやっていることだ。

これをすると散歩中や運転中、スーパーに買い物に行くときなどなどの移動がそのまま勉強時間に変わる。これほど最強の学ぶ方法はないだろう。

あとできれば要約などを聞いて気になったら実際の本を手に取って読んでみてほしい。

本のどこが大事で心に響くかは人によって違うからだ。今の自分の位置によって大事な情報は変わっていく。だからすべての要約は本を読む入り口として活用するといいだろう。

kindleを買って常に本を読める状態にしておく

次は「kindleを買って常に本を読める状態にしておく」だ。

この本ではお金持ちになりたければ、テレビやゲームではなく、本を読むことに時間を使うべきだと語られている。

たまにはバラエティー番組やゲームもして楽しみたい気持ちもわかる。だがお金持ちになりたければテレビを見る時間より読書の時間の方が多い方がいい。

そこで少しでも読書の時間を増やせるように、読書を手軽にしておく必要がある。ちょっとした隙間時間に本を読めるようにしておくんだ。つまり紙の本ではなく電子書籍を買ってスマホやタブレットでいつでも読めるようにしておくといいだろう。

そうすれば電車で移動中やレストランに行って料理が出てくるまでのちょっとした待ち時間や、ゲームのマッチング中に本を読めるようになる。それだけで今よりも圧倒的に本を読む機会や時間が増えるだろう。とにかく簡単に本を読める状態にして読書習慣化しておくことが大事なんだ。

運命の本と出合ったら何度も読み返す

最後は「運命の本と出会ったら何度も読み返す」だ。

たくさんの本を読んでいると、たまに読んでいてビビっとくるような本と出会うことがある。この本がなければ人生が変わっていたという本だ。

そして面白いことに運命の本は人によって違う。それはその人の立場や知識量によって最適な本が変わるからだ。もしそういう本を見つけたら何回も何回も読み返すといいだろう。

道に迷った時、不安になった時、調子に乗っている時に何回も読み返すんだ。すると行動に迷いがなくなるだろう。その本は自分の師匠みたいなものだ。もしそういう本がないのならそんな本を見つけるまでとにかく一心不乱に本を読み続けるのがいい。

ちなみにこのブログで掲載している要約は、私のお勧めの本だからよかったらチェックしてみるといいだろう。

まとめ

  1. 富裕層の88%が1日に30分以上本を読んでいる
  2. お金町は無意識にお金持ちになる行動がとれる
  3. 目的をもって本を読む
  4. たくさん本を読んで共通点を見つける
  5. 読んだら行動に移すまでがワンセット
  6. 迷ったら翻訳章読む
  7. 耳で本を読む
  8. kindle を買って常に本を読める状態にしておく
  9. 運命の本と出会ったら何度も読み返す

もし今、お金も人脈もコネもないのならまずは読書からスタートするべきだ。できれば早いうちにいろんな本を読んでおくと時間とともにお金持ちになりやすいだろう。

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