今回のテーマは今すぐできる自信をつける簡単な方法について紹介します。
世の中には自信をつける方法がたくさんあります。運動、瞑想、自己開示。
自己開示とは自分のことを包み隠さず人に話すことです。
それからモデリング。モデリングは憧れの人をマネるっていう方法。
それからアファメーション。 アファメーションは言葉の繰り返し。
「できる、絶対にできる」とかね。
次の小さな成功を積み重ねる。これは非常に効果が高いのですが、
とても時間がかかります。それからおしゃれをする、親切をたくさんする。
ほかにもたくさんありますが、どれを取ってもそれなりに大変ですよね。
なかなか続かなかったりします。
ところが、今回ご紹介する方法は技術や努力は不要で、
いつでもどこでもできる、仕事中でも運転中でも、
トイレで用を足しながらでもできます。
セルフトーク
それでいて効果は抜群で、その方法は何かというと、「セルフトーク」
セルフトークとは自分で自分に話しかけること。
自分とおしゃべりすることです。
例えば「もう少し張り切っていこうぜ」
「よく頑張ったね」「さあどうする」「今日は疲れたよね」こんな感じ。
これなら朝から晩までいつでもどこでもできますよね。
なんでこんなことで自信がつくのかっていうと、
例えばアメリカの研究結果なんですが、
自信がある人ほどセルフトークが上手いという特徴があるそうです。
ただ、自信がない人でもセルフトークを増やすことで、
自信をつけることができるということなんですね。
さらにセルフトークの効果はそれだけではないんです。
これはドイツのサラウンド大学の研究結果なんですが、
セルフトークをすると、「悩みが小さくなる」
ということもわかっています。
不安や緊張、それから恐怖などのネガティブな感情を
感じにくくなるって言うことですね。
このようにセルフトークが多いと自信が高まる、不安や緊張が減る、
それからやる気が高まる、という効果もあります。
というわけでここからは自信が高まる「セルフトークのコツ」と
「より効果的なセルフトークの方法」をご紹介していきます。
セルフトークのコツ
これは親友に話しかけるように、自分に話しかける、それだけ。
具体的には励ます、褒める、元気づける、背中を押す、などですね。
これらをもう少し具体的にご紹介していきますまず。
励ます
「今日も張り切っていこ」とか「あともう少し頑張ろう」とかね。
それから「大丈夫大丈夫」とか「つらかったねー」とかね。
実際にやってみるとすぐにわかりますが、
自分で自分を励ますとやる気が30%くらいアップする気がします。
面倒くささがぐっと減る感じです。行動力が上がる、
明るい気持ちで行動できるっていうことですね。
その結果自身も高まるというわけです。
褒める
「今日もよく頑張ったなぁ」とか「いいじゃん絶好調」とか、
「私意外と優しいところがあるよね」とかね。
自分を褒めるといっぱいいいことがあるのです。
びっくりするぐらい自分で自分を褒めると自信が高まるっていうのは、
もうすでにご存知の方も多いと思います。
そんな方もたくさん出版されています。
それから達成感。「よく頑張ったなー」とかね。
小さな達成感をたくさん感じることで、
自信が高まるってことが研究でも分かっています。
それからハワイ大学の研究ですが、自分で自分を褒める人は、
不安、落ち込み、対人恐怖、イライラを感じることが
少ないということもわかっています。
更にもう一つミシガン州立大学の研究ですが、
自分で自分を褒める人は成績が良くなるって言うこともわかっています。
能力が上がるということですね、おもしろですね。
このように自分で自分を褒めると
様々な効果によって自信が高まるっていうわけです。
元気づける
例えば、嫌な人に出会った時に、
「気にすんな。悪いのは向こうなんだからさ」とか
「こんな人もいるよ」とかね。
それから「今日は疲れてるから早めに休もう」とかね。
自分の味方になってあげるって言うことですね。
背中を押す
例えば、仕事でミスをして「部長に怒鳴られるだろうなぁ」と
弱気になったときでも、
「ちょっと部長のところに行って怒鳴られてこようぜ」とかね。
それから片思いの人がいるなら「思い切って告白しちゃいなよ」とかね。
自分で自分の背中を押すと意外と簡単に実行に移せるものです。
自信がある人のように大胆な行動ができる。
それが自信につながるということですね。
このようにセルフトークのコツは、
親友に話しかけるように自分に話しかける感じです。
これを習慣にすると様々な効果で自信が湧いてくるというわけです。
というわけで続いて
二つ目はより効果的なセルフトークの方法をお話していきます。
より効果的なセルフトークの方法
鏡の自分にセルフトーク。名前を付けてセルフトーク。
どういうことか順番にご説明させていただきますね。
鏡の自分にセルフトーク
まず鏡の自分にセルフトークっていうのは、
文字通り鏡の中の自分に話しかけるわけですが、
「さぁ今日も頑張っていこう」とかね。職場のトイレなら
「あと時間か。ラストスパートだ」とかね。
お風呂場なら「今日もおつかれさーん」とかね。
これを続けているとメタ認知能力が上がります。
メタ認知能力とは何かっていうと、自分を客観視する力。
第三者の目で自分を見ることができる能力です。
自分で自分を見る力ということですね。
不思議なものでメタ認知能力が高いと、
自信が高まったり不安や緊張も少なくなります。
気持ちが安定するということですね。
このメタ認知能力の重要性は多くの有名人も語っているんです。
例えばイチローに「なぜあんなに自信満々でいられるのか」
というのに対してイチローがこう言っています。
「自分の斜め上にはもう一人の自分がいて、その目で自分が
しっかりと地に足がついているかどうか、見ていなければならない」
これがまさにメタ認知です。
タモリさんはナイナイの岡村さんにこんなアドバイスをしています。
「余裕というのはオーバーに言うと、幽体離脱したみたいに自分をちょっとずれた視点から見られるということだね。それはどんどんできてくると思うよ」
メタ認知ができればいつも余裕でいられるって言うことですね。
このメタ認知能力を簡単に鍛えることが出来るのが、
鏡の自分に話しかけることなんですね。
鏡の中の自分に話しかけること自体がメタ認知状態ですからね。
簡単ですよね。
名前を付けてセルフトーク
続いて二つ目の名前を付けてセルフトーク。これも簡単です。
セルフトークに自分の名前を付けるだけ。
例えば、「今日もよく頑張ったなー」っていうのを
「太郎今日もよく頑張ったなぁ」と名前を付けるだけで、
メタ認知状態になります。
そういうことなんです。
名前を付けるだけで、よりメタ認知能力を
鍛えることができるというわけです。
というわけで今回のまとめです。
まとめ
・自信をつける簡単な方法はセルフトーク
いつでもどこでもできて、効果も抜群。
やり方は親友に話しかけるように、自分に話しかける感じで
自分を「励ます、褒める、元気づける、背中を押す」
・「鏡の自分にセルフトーク」「名前を付けてセルフトーク」
するとメタ認知能力も鍛えられて効果は倍増です。
セルフトークは自信を高める効果もありますが、
でも本当の自信をつけるが1週間やそこらではやっぱり無理ですからね。
長期間続けてぜひセルフトークを習慣にしてくださいね。
セルフトークの量が増えた分だけ自信も増してくるはずです。
