【伝説の名著】人を動かす|デキる人は、徹底的に○○る

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あらすじ

まずは著者であるデールカーネギーのご紹介です。

デールカーネギーはもともと社会人の教育を専門にする
講師のような仕事をしていました。

メインとしてプレゼンとか、話し方について、社会人ビジネスマンに
教えていたわけなんですが、途中で彼は気づくんです。

ビジネスの現場でプレゼンをする真の目的というのは、
人を動かすこと、相手に行動してもらうことだと。

そう考えたときに、本来自分が生徒さんに教えてきたのは、
プレゼンのテクニックとか、話し方の順番とか、
そういう小手先の話じゃなくて、
もっと本質的なことなんじゃないか、と。

相手に行動をさせる、上司とか同僚とか、得意先に
影響力を与えられるように本質的な考え方を教えてあげないと
意味がないじゃないか、と気づくんです。

そこでカーネギーさんは教材を色々と探し回るんですが、
時代は約100年以上前ですから、
人を動かす影響を与えるための本質が書かれているような本は
どこを探しても見つからなかったんです。

じゃあ、そんな本を自分で作ってしまおうと、
人に影響力を与えるためのマインドを詰め込んだ本を作ろうということで、
哲学書から心理学書偉人の伝記まで、何から何まで読み漁って、

さらに各業界の成功者と呼ばれる人たちにインタビューをして、
そこで得た知見を自分の生徒さん達と一緒に試す。

そんなことを、なんと15年間も繰り返してできた書籍が
この「人を動かす」という本なんです。

もしあなたがビジネスの現場で人を動かしたい、人に影響力を与えたい、
でもなかなかうまくいかないという悩みを抱えているのであれば、
その答えが本書には書いてあります。

是非、実際に手にとって読んでみて頂きたいオススメの本でございます。

ただ、本書は間違いなく名著ではあるんですけど、
15年以上かけて書いた本だからか、

情報量が膨大なんですよ。

いろんな登場人物の具体例が描かれていて、
そこから導き出された原則、これを心がけなさいというメッセージも
めちゃくちゃ多いんです。

その数なんと合計30原則にもなります。

もちろん、それぞれ大事なんです。

なので是非皆さんには本書を手にとって、
何度も読んで、30原則を脳に刻み込んでいただきたい、
という気持ちはあるんですが、

その30原則を全部この記事に詰め込んじゃうと、
キリがないので、もう思い切ってまとめちゃいました。

カーネギー先生に怒られちゃうかもしれませんが、
私は改めて読み直して思いました。
30原則とは書いてありますが、本質的な部分だけを抽出して
要約してとまとめちゃう、もはやこれは1原則だな、と。

結論。この1つの原則だけ覚えていってください。

人を動かすために人に影響力を与えるために必要な原則、
それは相手に重要感を持たせる、これだけでオッケーです。

この1つの原則に本書のエッセンスが全て集約されると思います。

では、この相手に重要感を持たせるって、どういうことなのか、
という話なんですが、

要は自分が動いてもらいたいと思った相手に、
私はとても重要な人間なんだと思わせること。

それが出来れば相手は動いてくれるっていうことなんです。

あなたは、この社会にとって重要な人間であって、
何より今の私が実現させたいことに超重要必要不可欠な人間なんです。

これさえ相手に伝われば、プレゼンのテクニックとか関係なしに
相手はあなたのために動きたくなるんです。

これが本書が我々に指示する答えです。

なんで相手に重要感を持たせると、人を動かすことが出来るのか、
なんで相手に重要感を持たせることがそんなにパワフルなのかと
疑問に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
その答えは人間の欲求にダイレクトにアプローチしているからです。

相手に重要感を持たせることができれば、人間の根源的な欲求にダイレクトにアプローチして相手を動かすことができるんです。

というのも、人間には食欲とか性欲とか睡眠欲と同じぐらい自分を重要な人物だと思いたいっていう欲求を持っているんです。

これは承認欲求とも呼ばれるものですけども、本書に登場する心理学者ウィリアムジェームズ先生も「人間の持っている感情の中で最も強いものは他人に認められたいという気持ちなんだ」と、そんな言葉を残されています。

その強さは感情とか気持ちというそういう言葉では表現しきれないような
欲望と表現するべきってぐらい強いものなんだと語られています。

そして、カーネギー先生の言う相手に重要感を持たせるというやり方は、
その人間の根源にある、強い欲望にダイレクトにアプローチする方法だからこそ、誰も抗うことができないんです。

自分が重要な人間、誰かにとって必要不可欠な人間でありたいと心の底では思ってるんで、その欲望を満たしてくれる人に出会ってしまうと、強く影響されて動かされてしまうんです。

恥ずかしながら、我々はそういう生き物なんです。

だってイメージしてみてください。

もし会社で上司に仕事を頼まれる時とかも

「この仕事は誰がやってもまあ別に変わらないと思うけど。
まあ、ちょっとやっといてよ」って頼まれるのと、


「この仕事は君にこそやってほしいんだ」って
頼まれるのでは重要感の刺激のされ方全然違いますよね。

仕事内容が同じだったとしても、
こちらのモチベーションは全然変わってきますよね。

人を動かすためには、とにかく相手に重要感を持たせればいいということはなんとなくわかったんだけど、じゃあ具体的に何をしたらいいのよって思われると思いますので、ここからは相手に重要感を持たせるための具体的なテクニックをお伝えして行きます。

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相手に重要感を持たせるための具体的なテクニック

なんせ30原則も書いてありますから、
我々が人を動かすためにやるべきノウハウもたくさん書いてあります。

例えば、相手の名前を覚えるとか、絶対に批判はしないとか、
常に聞き手に回るとか、アイディアは自分で思いつくんじゃなくて、
相手に思いつかせろとか色々あります。

ただ、ここも膨大なため、たった1つに絞ってしまいます。

相手に重要感を持たせる、
最もシンプルで1番パワフルに方法は「褒めること」です。

シンプルな結論ですけど、カーネギーは本書の中で
かなり力を入れて褒めることの重要性を語っています。

まず褒めろ心から誉めろ、わずかなことでも褒めろ、と
言い方を変えながら何度も力説しています。

人間は重要感を持たせれば動いてくれる。

そのために褒めるということはかなり有効な手段なのに、
なぜやらないんだ。

知ってるのと、できるのは違うんだ。

本当に実践できているかと我々に問いかけてきます。

人に影響を与えるためには、相手に重要感を持たせることをが鉄則。

その重要感を持たせるために最もシンプルで1番パワフルな方法は
 褒めること

まとめ

本書はビジネスの現場で不可欠な「人を動かす」「相手に行動させる」、
上司とか同僚とか得意先に影響力を与えるための本質的な考え方に迫る内容でして、全部でなんと30原則も書かれているんですが、個人的にギュッとまとめてしまうと、「相手に重要感を持たせる」

この1つの原則に集約される。

人間は誰しも、かなり強い承認欲求を持っているので、
重要感を持たせることによって、その承認欲求を刺激すれば
相手はちゃんと行動してくれます。

その重要感を持たせるために、
1番シンプルでパワフルな方法が「褒める」ということです。


我々もそれを知っている状態から、
ぜひ「実践できている」という状態を目指して頑張っていきましょう

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