みなさんこんにちは今日はドラマ化もされた大ベストセラービジネス書の「頭にきてもアホとは戦うな」についてそこから私が学んだこと対人関係を円滑にするコツという切り口から紹介していきます。ぜひお楽しみください。
 | 新品価格 |
アホとは一体誰のこと？
著者である田村耕太郎氏は政治の世界にいた頃の実体験をもとにこの書籍を執筆しました。田村耕太郎氏はこの書籍で言うところのアホとの関わりに苦労し、いかにそうした人に惑わされることなく自分の道を見失わずにいくことの大切さを説明しています。
この書籍で言うところのアホとは主に4種類の人間を指します。①いちいち絡んでくるストーカー型②陰湿ないじめを企む工作員型③権力をかざして理不尽な要求をするパワハラ型④指示されたことしかしないキリギリス型。
こうした人たちはあなたの足を引っ張ることしか頭になく、非生産的以外の何物でもありません。そしてこうした人たちは何も著者がいた政治の世界だけの話ではなく、一般の企業や教育の現場などにも多く存在しており、適切な対処方法を身につけていないと振り回される一方で、挙句の果てには自分を見失ってしまうと著者は指摘しています。
適切な対処法とは
一般的に理不尽かつ非生産的な抵抗に遭ったとき、だいたいの人は真っ向からぶつかっていき、世論を掲げながら反論をしてしまいがちです。
しかしそうしたぶつかり合いはかえって相手の対抗心を煽るばかりか、逆に被害者意識を持たれ長期間にわたって足を引っ張られることになってしまいます。そのため以下に挙げるような3つの方法を取り入れるとよいでしょう。
適切な対処方法 ①決して正面からは戦わない。
理不尽かつ非生産的な抵抗に遭ったとき人は正面から立ち向かっていきがちです。しかし決してそのように正面からぶつかり合ってはいけません。むしろ合気道のように相手の力を利用して物事うまく運ぶ術を身につけるべきです。相手の力をうまく利用するためには動機を掴むということが不可欠です。
そのため時にはあえて負けたふりをしたり、相手に花を持たせてあげたり、相手の実力を褒めてあげたりとあえて下手に出て機嫌をとり、結果的には自分の味方側に引き込んでしまうと良いのです。
頭に血が上っている状態ではこのような冷静な対応はなかなか難しいため、常に落ち着いて物事一歩離れたところから見る習慣を持つ必要もあります。
適切な対処方法 ②自分がコントロールできることだけに集中する。
アドラー心理学のエッセンスを解説した嫌われる勇気でも触れられていることですが、相手がどのように考えるかということは自分にはどうすることもできないことですので、そもそも関心の対象から外すということも重要です。相手が自分に対して何をしてくるのか、何を考えているのかということは自分にはどうすることもできません。
しかし自分はどう考えるのか、そして自分は何をするのかという事は100%自分の意思で決定することができます。そのため自分がコントロールできることと、できないことを明確に区別して自分がコントロールできることだけにエネルギーを集中させることを心がけましょう。
適切な対処方法 ③大きな目標に目を向け小さな合意を重ねる
この書籍で言うところのアホとの間のいざこざは、より大きな視野から見たとき本来の目標とはズレたところにあることがわかります。本筋からずれたところで争うのではなく、本来の目標に立ち返り、相手との小さな合意を重ねていくことが大切です。
そのためにも相手の気持ちを考え、丁寧に接し、大きな目標と照らし合わせ、相手と自分との間の共通のメリットに目を向けることが大切です。
まとめ
以上いかがでしたか？この記事では大ベストセラービジネス書の「頭にきてもアホとは戦うな」についてそこから私が学んだことの要点を「対人関係を円滑にするコツ」という切り口からご紹介して参りました。
簡単に今回の内容まとめておしまいにします。
世の中の人たちは全員が十人十色であり、性格や動機は異なり、もちろん人との相性も異なります。そのため時には自分の足を引っ張るようにしか感じない人との巡り合わせも避けられません。
しかし人生はたった一度きりであり、他人に振り回されてその時間を無為に過ごすのはもったいない以外の何物でもありません。
そこでこの記事では主に3つの対処方法をご紹介しました。
①真っ正面からはぶつからず、むしろ相手を立てて味方に引き入れる。
②相手の問題と自分の問題と明確に区別して自分の問題だけに集中するようにする
③常に大きな目標と照らし合わせて物事を見る習慣を作り、部分的なことに惑わされないようにする。
何か一つでもご参考になる点がございましたら幸いです。
ほかの記事も是非見ていってくださいね。
| 新品価格 |
