100%得する話し方【要約/新井慶一】

人生のヒントはこちら

新井慶一さんの書かれた
「100%得する話し方」を解説して行きます。

100%得する話し方

新品価格
¥1,386から
(2022/1/29 10:28時点)

「自分はユーモアもないし、話が下手だから、いつも一緒にいて
つまらないって言われちゃう」。そんな方はいないだろうか?

それは実は違って、
人は自分の話を真剣に聞いてくれる人と一緒に居る時に
楽しいと感じるんです。

逆に人の話を聞かずに自分の話ばかりする人といるときに
つまらないと感じるのです。

あなたがつまらないと言われたのは、
その人の話を聞かなかったからではないだろうか?

だいたい40歳。50歳を超えて独身の人は自分の話ばかりする人が多い。

そんな人には誰も近づこうとはしない。

今回の記事を最後まで読めば、一緒にいて相手に楽しいと感じてもらう
話し方をマスターすることができるだろう。

相手はあなたの話に興味がない

まず一つ目は、人は相手の話を全く聞いていない。

実は会話をしている時、99%の相手はあなたの話に興味がない。

相手は話を聞いているようで聞いていないんです。

実際に3日前に友達が話していた内容を覚えていますか?

覚えていない人が大半だ。

でも、なんで私たちは相手の話を聞けていないんでしょうか?

それはみんな自分が話をしたいと思って会話をしているからだ。

私たちは話を聞いている時、
頭の中では常に自分が何を話すのかだけを考えている。

相手がハプニングにあった話をしているときは、
次に自分があったハプニングの話をしようと考えているし、
相手が映画の話をしているときは、自分がその映画を見た感想を
話したいと考えている。

みんなとにかく自分が話したいと思って会話をしているから、
相手の話を聞いているようで、全然頭に入ってないのです。

裏を返せば、相手は話をきいていないわけだから、
面白いジョークやユーモアのある話なんてする必要がない。

それよりも相手の話を全身全霊で聴く方が、
相手に求められる人間になることができるし、
一緒にいて楽しい人だと思われる。

まずは、99%の人は相手の話を全く聞いていない、
ということを認識することが大切だ。

話を聞ける人だけが得をする

2つ目は、話を聞ける人だけが得をする。

人は自分の話を聞いてくれる人を楽しい人、
いい人だと感じて恩返しをしたくなるものなんです。

真剣に自分の話を聞いてくれる医者がいると、
それだけで救われるだろう。

患者はそんな医者の所に通いたいと思うものだ。

逆にどれだけ優秀な腕を持っていても、
話を聞いてくれない医者には誰も近寄ってこない。

メンタルクリニックもキャバクラも基本的に人の話を聞く仕事だ。

こんな世の中には自分の話を聞いてもらうために、
お金を払う人がいるんだ。

それだけ人は自分の話を聞いてほしいというわけだ。

聞き上手がモテるというのは、
みんな基本的に自分の話をしたいからだ。

つまり、話を聞いてくれる人のところに、
人もお金も集まってくるということだ。

実際にこの本では、得する話し方をマスターすることで、
モテるようになった人や、人間関係がうまくいって出世した人の
話がたくさん出てくる。

人の話を聞けば聞くほど得ができるんだ。

9割相手にしゃべらせる

次は9割相手にしゃべらせる。

だから誰かと話をする時は相手にしゃべらせて、
自分は話を聞く役に徹することだ。

相手を舞台に上げて、自分は舞台から降りて
相手にスポットライトを当てるイメージだ。

話したい人が2人もいるとぶつかり合ってしまって、
悪い雰囲気になってしまうからだ。

だから、相手の話を聞く役に徹することだ。

バラエティ番組で言うと、相手が芸能人で、
こっちは裏方のカメラマンや音声さんみたいなイメージだ。

笑い声や相槌などのリアクションをとるのはいいが、
自分の意見は一切言わなくて良い。

カメラマンや音声さんなどの裏方が図々しく、
自分の意見を言ったり、話し始めたら鬱陶しいからな。

何度も言うが、話をするのは相手の役割だ。
とにかく自分は聞き役に徹すること。

どれだけ相手に気持ちよくしゃべってもらうかが重要だ。

これが世の中で言う聞き上手の人間なんだ。

そして人は自分の話を真剣に聞いてくれる人のところに集まってくる。

誰もがそんな存在を心の底で求めているんだ。

だからこそ、誰かと話をする時は、自分は1歩下がって、
相手に気持ちよく喋らせることだけに専念するんだ。

ビジネスパーソンがいま読むべき本を厳選!

話を真剣に聞くテクニック

4つ目は話を真剣に聞くテクニックだ。

まず相手が話をしている時、
相手はあなたが真剣に話を聞いているのかだけを見ている。

それ以外のことは考えていない。

確かに自分が真剣に話をしている時に、相手がスマホを見ていたり、
無表情だったら、なんか真剣に聞いてくれていない感じがして、
ショックですよね。

だからこそ真剣に話を聞いているということを
相手に伝えることができれば、聞き上手になれるというわけだ。

そのためには返事やうなずき、目線、表情を駆使して、
私はあなたの話を真剣に聞いています、
と相手にアピールする必要がある。

まずは相槌から説明しよう。

これはすごくシンプルなんですが、「へぇ」と「ほぉ」と
相手の話にいちいち驚きながら、大きく相槌を打つことだ。

これをはひふへほの法則という。

例えば、「最近東京に引っ越したんですよ」と相手が話し始めたら、
へえ、東京ですか?と言いながら相槌を打つ。

そして目線は相手の目をまっすぐに見ることだ。

そして、決してスマホや外の景色を見ながら話を聞いてはいけない。

相手の話を聞くことだけに集中するんだ。

そして、できるだけ口角を上げて笑顔で話を聞くこと。

相手の言葉を繰り返す。

5つ目は、相手の言葉を繰り返す。

これは相手が言ったことを聞き手がそのまま繰り返す、
ミラーリング効果という方法だ。

例えば「最近の新入社員は全然飲み会に来ないんだよ」という人に対して、
「へぇ、こないんですか?」と相手が言った言葉をそのまま繰り返すだけだ。

これはとても有名な方法だから知っている方も多いと思う。

ただ、これにも注意点がある。

それはついつい自分の意見を言ってしまわないように注意することだ。

自分の意見、例えば「最近の新入社員は全然飲み会に来ないんだよ」
という人に対して「それは駄目ですね」とか、
「自分の会社でも同じような人がいました」という感じです。

自分の意見を言うのは、話を盗む行為なんです。

せっかく相手の言葉をそのまま繰り返していても、
その後に自分の意見や考え方を付け加えてしまうと、
全てが台無しになってしまう。

とても大事なことだから繰り返しますが、
相手の話を聞くときは自分の意見を言ってはいけない。

あくまでも話をするのは相手で、
自分は聞き役に徹することだ。

だからこっちはただ相手の話をキャッチしましたよ、
という態度だけをしっかり見せるだけでいい。

人はただ自分の意見を受け取ってくれるだけで満足するもの。

それだけで人は満足するものなんだ。

基本的な会話は、相手が喋った事に対してへえとかほうとか言いながら、
相槌を打って、その後に相手が言った言葉を繰り返す。

この2つだけで対応できる。

リアクションを大きくする

次は話を聞くときはリアクションを大きくするだ。

自分の話をしている時に、相手が目を、
大きく見開いて驚いてくれたらうれしいですよね?

伝わった感じがして、
人は相手のリアクションが大きいと嬉しく感じるんだ。

芸人さんが熱いお風呂に浸かる時に
オーバーリアクションをしているだろう。

本当にお湯が熱いかどうかは別として、
彼くらいオーバーにリアクションをして、
やっと私たちに、お湯が熱いことが伝わるんだ。

だから、相手の話を聞くときのリアクションは、
オーバーなくらいがちょうどいい。

相手の話を聞きながら、首をいつもの3倍くらい、大きく頷いてみたり、
驚くときはいつもの3倍ぐらい目を、大きく見開いたりするといい。

最初は恥ずかしいと思うかもしれないが、
やり続けるうちに慣れてくる。

お湯がなくてもオーバーリアクションした方が面白いように、
どんなにつまらない話でもオーバーリアクションで聞くくらいが
ちょうどいいんだ。

話を引き出す方法

次は話を引き出す方法です。

初対面の人と話すときは、
相手が何もしゃべってくれずに仕方なく
自分から話しかけることもあるだろう。

こういう時は最近あった自分の面白エピソードをしゃべるのではなく、
相手を喋らせるために4Sの質
問をすることだ。

それは住処、出身、仕事、趣味だ

例えばどこに住んでいるんですか?とか、どこ出身ですか?とか、
趣味は何ですか?とか、仕事は何をやっているんですか?みたいな感じ。

この質問はすべてあなたのことに興味があります、
という態度を示す質問になっている。

じゃあこっちがはまっている趣味は何ですか?って聞いて、
相手がテニスですって言ってきたら、次はどう返せばいいのか?



そこからは「へぇ、テニスなんですね?」という感じで、
相手の言葉をくり返せばいい。

そして相手が何かを言いたそうであれば、
そこから話を聞く感じにする。

あくまでも相手の話を聞くために質問をするんだ。

褒めることから会話が始まる

最後は褒めることから会話が始まるです。

出身や趣味、仕事を聞く以外にも会話をする方法がある。

それが相手を褒めることだ。

例えばその服素敵ですねとか、
その時計素敵ですねという感じ。

会話のすべての糸口は、
相手を褒めることからはじまると言っても過言ではない。


良い相手を褒めれば、自然と相手が話題の中心になりますし。

でも急に褒め言葉って出てこないんですよね。
顔がかわいいとか、そういうのは緊張するし。

何でもいいんです。
服や持ち物。Iphoneケースや靴時計、
メガネなど褒めるところはたくさんある。

そのiphoneケース素敵ですね、なら気軽に言えるだろう。

人に会った時、見た目で素敵だなと思う部分を見つけて、
それを褒める練習をするんだ。

基本的に褒められて嫌な人はいない。

できれば相手の髪型や服装、
イヤリングなんかの変化に気づいて褒めると効果抜群だぞ。

そうすれば相手はそれについて喋り始める。

あとは話を聞くだけでいい。褒めてくれるし、
話を聞いてくれる相手は間違いなくこちらをいい人だと思うだろう。

ドコモ回線がデータ量無制限なのに月額4,950円で使える!

まとめ

・99%の人は、相手の話を全く聞いていない。

みんな自分の話がしたくてたまらない。

人は話しているとき、相手が真剣に自分の話を聞いているか
 だけを見ている

話を聞く人に人が集まってくる

相手の目をまっすぐ見る。

へぇ、ほぉ、といって相槌をして相手の言葉を繰り返す。

リアクションは大きくする。

話しかけるときは、住処、出身、仕事、趣味を質問する。

話すことがない場合は、相手を褒める

▼クリックで購入できます。良かったらどうぞ。

100%得する話し方

新品価格
¥1,386から
(2022/1/29 10:28時点)

タイトルとURLをコピーしました