真面目な性格が疲れてきました真面目を止める良い方法は何かありますか。
真面目っていうのはどういう状態を指しているのか、
ということが一つあると思うんだけども、
それは他人の顔色を見ているんじゃないかっていうのが一つです。
他人の顔を気にしないのであれば、
別に好きなように不真面目に生きればいい。
他人の顔色や他人からの言葉や噂とか評価とか、
そういったことをすごく気にする人は、
他人からやっぱり真面目に見られている自分というものに対して、
そうありたいという気持ちがあるから、今どこ不真面目になった場合、
他の人から何か言われたら嫌だなぁとか、
あいつ何遊んでんだよとか、あいつ何が怠けてんだよとか、
そういうことを言われたくないということがある。
他人の目を気にしてるから、
こういう質問というのはおそらくくるんでしょう。
なので私はまずお伝えしたいのは「真面目」とか「不真面目」ということは
全く置いといて、
「他人の目はあんまり気にしすぎると、人生つまんなくなりますよ」
ということをお伝えしたい。
これはアドラー心理学のアドラー先生もおっしゃっていることで、
「他人の顔色をうかがったり、相手の御機嫌をとったりするということは、
他人の人生を生きることである」っていう言ってますよね。
つまり他人を喜ばせるための行動してたら、
結果として自分のやりたい方向とは逆の方向にどんどんどんどん行くので、
どう見ても幸せにはなれませんよっていうことをアドラー先生おっしゃっています。
私もまったく同じだと思います。
なので他人からの評価とか、
人から喜ばれるっていうポジティブな部分においては
他人から喜ばれる、それは素晴らしいことだと思うんだけども、
他人のネガティブな評価とか批判とかあんまり気にしすぎても、
本当につまらない人生になってくる。
1:2:7の法則っていうのがあって、10人がいたら
あなたを嫌いな人は必ず一人はいるんですよ。間違いなくいるわけです。
どこの職場に行ってもいる。どこいってもいる。
インターネットの書き込みを見ても
だいたい1割ぐらいはネガティブな書き込みがある。
1割が自分が嫌いな人、2割はすごく好きな人、ファンの人、サポートしてくれる人。7割はサイレントマジョリティ、物言わぬ人。
世の中にあなたこと大嫌いだっていう人を除いた割合は9割いるわけです。
ですから、悪口言ったり、ネガティブなことを言ったりする1割の人にエネルギーを注いで、その人の顔色伺ったりするとおかしなことになる。
あなたが好きな人の顔色をうかがえばいいと思うし、あなたが大切な人、例えば奥さんの顔色をうかがうのはちゃんとやってた方がいいと思うんですよ。
それはそれを無視すると大変なことになりますので、あなたの大切な人、重要な人の気分を害さないようにするとか、顔色を伺ったり、そういった人の意見を耳にして聞くのは重要なんだけど、あなたの悪口を言う人はあなたの人生にとって全く大切な人ではないので、そういった人の顔色を見ながら生きていくっていうのは、不幸になる道をまっしぐらに生きてますよ、ということも伝えたい。
さて「真面目に生きるのか」「不真面目に生きるのか」ということですけど、私がおすすめしたいのは「自分らしく生きる」って事です。
だから今日の質問で言いますと、「まじめな性格が疲れてきました」、性格は疲れないですよ、その人の染みついたものなので、だから本来は真面目じゃない性格なのに真面目なことをやろうとしている。真面目という行動に疲れてるはずなんですね。
だからもっと「自分らしさ」、本来の自分とか、自分はどう考えてどういうふうに行動するのが自分にとって楽なのか、あるいは楽しいのか、生きやすいのか、ということを自己洞察されてみたら良いと思います。
それと逆らうとものすごくストレスが生まれます。楽しくないし、辛い。
結局続かなくなる。
そこで無理してやると本当にストレスが多くなって、メンタル疾患になって会社を辞めたり、ということが起こってくるんで、無理を重ねると心や体に無理が入って病気になるわけね。
ですからもっと「自分らしく生きる」っていう真面目か不真面目かっていう二者択一ではなく、「自分らしく生きる」。
どういうふうにしていくのが自分らしいのかっていうことを
よく探求されたらいいのかな、というふうに思いますね。
じゃあその方法がわからないという方に関しては、
3行ポジティブ日記を推奨しております。
自分にとって楽しいことを1日3回寝る前に記録しようということです。
きちんと続けていけば、自分が何をやってるのが楽しいのか、自分はどっちの方向性に向かっていくべきなのか、ということが詳しく書かれています。
ということで「真面目」か「不真面目」かどうかじゃなく、
「自分らしく生きる」って事がやっぱりとても重要であり、
私なんかはっきり言って超不真面目。
会社はずる休みするし、好きな時間に好きなものを食べるし、
夜更かししてるし、休日は昼まで寝てるし。
それ自分らしいので楽しいし楽だっていうね、
で調子が良い日は1日12時間ブログ書いたりするし、
やるときはガーッとやって、そういう自分なりの楽に生きられるスタイル
っていうのがあるんで、そこをまず知るってことが重要だし、
そこを追求して行くってことが、楽しく人生を生きるっていうこと
だと思いますので、世間的に見た「真面目な生き方」っていうのは、
実はものすごく生き方ではないかと思う。
みんなが羨ましいから悪口を言ったり、足を引っ張るわけですよ。
好きな時間に起きて、好きなもの食べて、好きだ酒飲んで、好きな時間に寝るなんて人はいないわけだか、それはただの羨ましさとして出てくるんで、別に自分が楽しければ悪口言われようが関係ないし、そういう「あー、この人でやっかみで言っている。この人ハハー」って心の中で笑うのでそういう意味で相手の心理をちょっとわかってるとね、気分が楽になります。
自分なりの自分にとっても楽しい生き方ということを皆さんに見つけて、
是非そこを進んでほしいなというふうに思います。