【詳しく解説】一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー

人生のヒントはこちら

「命が尽きる最後の日まで、どのようなことに時間を使い、情熱を燃やし、何者として生きるのか?」この本はその答えを探す海図だと思ってください。

今回は大住力さんが書かれた「一度しかない人生をどう生きるかがわかる100年カレンダー」という本を解説します。

一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー【本書スペシャルカレンダー・フレームワークDL特典付き】

新品価格
¥1,870から
(2022/1/28 22:31時点)

この本はこんなあなたにオススメです。人生に向き合いたい、自分が何をすべきか迷いがある、これからの行動を変えていきたい、そんな方におすすめの本です。

本当は何が欲しいのか、本当は何が好きで何が嫌いなのか、何を後悔していて誰と一緒にいたいのか。このような問いに皆さんはどう答えますか?

著者はこれまでディズニーリゾートや日本航空資生堂など10万人以上の人材育成に携わってきました。本書は人生の使える時間を見える化して明日から変えていくための問いとワークブックです。

タイトル通り一度しかない私たちの人生をどう生きるか、これに対する答えを見つけることができるのでとてもお勧めの本です。

では先に結論を言っておきます。結論、未来のありたい自分になるために行うべきプロセスが、私たちが今からどう生きるかの答え。幸せを実感するために、目の前の人を喜ばせることは何かを考え、それを提供するための具体的な行動を重ねていく。

というわけでこの記事では
①なぜ100年カレンダーなのか
②生き方を考える
③未来は今すぐ変えられる


という順番で解説していきますのでぜひお楽しみください。

なぜ100年カレンダーなのか

①なぜ100年カレンダーなのか?この章ではなぜ100年カレンダーなのかというテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。

解説するのは「今ここという考え方」「自分を探しに行く」という2つのポイントです。ではそれぞれ掘り下げていきますまず。

今ここという考え方

1つ目のポイント、今ここという考え方。

story behind the story これはディズニー映画やディズニーランドを作り上げたウォルトディズニーの有名な言葉です。「表面に見えているストーリーではなくその裏に脈絡と流れているもう一つの真の見えていないストーリー、背景と言えるものこそをしっかり読み、見つけなさい」という意味です。

そして彼は常にこう提唱していました。「now and here 」過去でもなく未来でもなく「今ここ」。叱られたり優しくされたり悔しい思いをしたり。夢中でやっていたことや感動した事、そのすべてが今の糧になり私たちを作ってきてくれました。この視点を取り入れることで過去の出来事の意味や価値は見えてきます。

100年カレンダーで過去を振り返る意味はこれまでのストーリーを見つけ、自分が生きてきた本当の意味に気づき、発見することなのだそう。

そしてもう一つの意味は自分の非力さや未熟さを再認識すること。これは自分を過小評価しろというわけではなく自分の向き合うべき正しい位置や本当の自分を認識するということです。

本当に使える時間を見せながら今までの人生で何を得て何を学びどのように生きてきたのか、それを100年カレンダーから見つけ出し、これからを価値ある時間に過ごしていくことが大切だということです。

自分を探しにいく

では続いて2つ目のポイント、自分を探しに行く。

100年カレンダーの意味が分かったところでここからまず自分の原点を探すということをしていきます。

私たちが生まれて生きていることは奇跡としか言いようがありません。自分自身の始まりである誕生、まずはそこから自分の歴史を客観的に振り返っていきます。

具体的には①生まれた日を承認する②最後の日を決めて人生の締め切りとするという2つのステップです。

では詳しく解説していきます。

生まれた日を承認する

まずはじめに生まれた日を承認する。皆さんは今何歳でしょうか?子供の頃お楽しみにしていた誕生日を今では前向きにとらえられない、そんな方もいるかもしれません。無理に誕生日を喜ぶ必要はないと著者は言います。

生まれた日を承認するというのは100年という時間の中で自分の歴史を客観的に見るための最初のステップです。まずはこのように生きているという事実が奇跡であることを認めるというところから始まります。

100年カレンダーを使用した方法はこのような感じでまず生まれてから今日までに通過してきた誕生日にすべて丸をつけてみましょう。そして中でも印象深い家族との思い出や楽しかった記憶のある誕生日には特別なマークを付けます。理由を含めて思い出せることはすべて書き出し、生まれたことに対する今の自分の気持ちも現在の年齢の年に書き出します。

未来の誕生日は人生の節目にしていきます。自分が100歳になるまでの誕生日をマークしこれからの人生の節目や締め切りとして利用します。もし今の時点で何か思いつくものがあるなら書いておきますが、思いつくものが無くても何のための期限にするかはこれから探していけば大丈夫です。

ここまでが今私たちが生きている奇跡についてぼんやりとでもイメージをするという作業です。

最後の日を決めて人生の締め切りとする

続いて二つ目最後の日を決めて人生の締め切りとする。

残念ながら誰にでも老いがやってきます。自分のやりたいことや行動において老いがどのタイミングで障害になるかは分かりません。仮に事故に遭ったり病気にかかったりしなくとも、この後の人生は身体的に元気でいられる時間が私たちが確実に使える時間となります。

平均寿命と健康寿命から人生の締め切りを決めましょう。2019年の日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳。2016年の健康寿命は男性で72.14歳、女性が74.79歳だそうです。

自分が健康寿命に達するまでがおおよそ自由に活動できる本当に使える時間でしょう。皆さんはこの残りの時間で何をしていきたいですか?命も時間も有限ですその瞬間までどう生きるのか著者はその答えは1つだと言っています。

それは本気で覚悟して生きること。これは時間はある、急がなくてもいい。しかし時間は確実になくなっていくから無駄にはできないということです。とても小さくても今やるべき行動の一つ一つが今とこれからを作っていくと著者は考えています。

ではここまでで一章の内容をまとめます。ここではなぜ100年カレンダーなのかというテーマについて、今ここという考え方自分を探しに行くという2つのポイントについて解説しました。

生き方を考える

では続いてに生き方を考える。

この章では生き方を考えるというテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。解説するのは「6つのエレメントで今の自分の人生構成を考える」「どのエレメントの割合を増やして生きていきたいかを決める」という2つのポイントです。ではそれぞれ掘り下げていきます。

6つのエレメントで今の自分の人生構成を考える

まず1つめのポイント。「6つのエレメントで今の自分の人生構成を考える」ここでは人生を生きていく上で関わってくる6つのエレメントについてご紹介します。

エレメントとは要素のことです。この6つの要素6つのエレメントは「仕事」「家族・人間関係「金・物」「健康」「学び・勉強・資格」「趣味」という6つのエレメントです。

では一つずつ説明していきます。

仕事

まずは一つ目仕事。これは命の限り自分発信で外に表現できるということです。体や頭心をすべてを使って社会や誰かの役に立てるという具体的な行動や表現の総称です。

例えば仕事はもちろん家事や育児ボランティア活動などもこれに当てはまります。

家族・人間関係

続いて二つ目、家族・人間関係。これはたとえば家族や友人、気の合う仲間、尊敬する人など人生に関わる人間関係やその場のことです。

金・物

続いて3つ目金・物。これは簡単に言えば持ち物です。お金や投資貯蓄なんかがこれにあたります。または生きるために必要なものとして家や車か電化製品や洋服なども入ります。

しかしファッションやコレクションなどは人によっては6番目の「趣味」に含まれるかもしれません。

健康

では続いて4つ目、健康。生きる上での道具それが体です。体が健康であることは最大の武器となります。

学び・勉強・資格

続いて5つ目、学び・勉強・資格。これは知識や体験を得ること、または知恵や教養を身につけることです。人生の中で学びや勉強に資産として時間を割きたい、そう感じるタイミングが訪れるだと思います。

趣味

最後に趣味。趣味とは新しい世界を見せてくれるものです。経験のあるなしは関係ありません。興味のあることがこれにあたります。人生を魅力的に輝かせてくれるものとも言えます。これは6つの視点は人生で満たしておきたい要素となります。

人生のその時々のタイミングでどのエレメントに集中する、重きを置くかは人それぞれ。すべてを満たそうとする必要はありませんが、どの視点も必要だと著者は言います。

どのエレメントの割合を増やして生きていきたいか

では続いて2つ目のポイントどのエレメントの割合を増やして生きていきたいかを決める。

6つのエレメントの必要性は感じられたでしょうか?まずは6つのエレメントのうち今の人生がどんな配分で構成されているか考えてみましょう。円グラフにすると視覚的にわかりやすいのでおすすめです実際に書き出してみましょう。

そしてできあがったらその円グラフをぼんやりと眺めてみてください。今の自分のエレメントグラフはどのようなものでしょうか?ちょっと仕事が多すぎるあまり家族との時間がとれていないなぁなど今の自分の傾向がわかればそれで ok だそう。

大切なのはここからです。今の自分を構成するエレメントの割合は未来においても続けていきたい割合でしょうか?私たちの現実はやらなければならないことが多いですよね?もちろんそれらを完了させることは大事ですが、本当に幸せを感じるエレメントのバランスで生きているか?この視点を持つことも重要でしょう。

自分がこれからの人生において増やしていきたいと感じるエレメントはあるでしょうか?ある場合には具体的に何を増やしてどうしたいのか、次の問いから考えていきます。

これまで欲しかったもの、これから欲しい物、人生に影響を与えた出会い、何に喜んできたか、これから何に喜びたいか、これまで時間やお金をかけてきたこと、許せないこと、後悔していること、これらのことを一つ一つ考えながら確認していくということです。

ただその一つ一つを確認していく詳しい手順は紹介しきれないのでそれぞれのワークを丁寧に考えたい方、ワークの詳細を知りたい方はぜひ書籍を買って読んでみてください。

一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー【本書スペシャルカレンダー・フレームワークDL特典付き】

新品価格
¥1,870から
(2022/1/28 22:31時点)

これらのワークを行えば、過去や今の生き方とは違った未来の時間の使い方をエレメントグラフで確認できるはずです。

ではここまでで2章の内容をまとめます。ここでは生き方を考えるというテーマについて6つのエレメントで今の自分の人生構成を考え、どのエレメントの割合を増やして生きていきたいかを決めるという2つのポイントについて解説しました。

未来は今すぐ変えられる

では続いて③未来は今すぐ変えられる。この章では未来は今すぐ変えられるというテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。

解説するのは「幸せを感じるために行動する」「何者として生きるのかを決める」という2つのポイントです。ではそれぞれ掘り下げていきます。

幸せを感じるために行動する

まず1つ目のポイント。幸せを感じるために行動する。

皆さんはどういった時に幸せを感じるでしょうか?著者は幸せとは結果ではなくプロセスにあるといいます。今まさに幸せに向かっているそう感じる時の心の状態です。

つまり行動そのものが幸せだということになります。

過去や今に対する気持ち、未来のありたい自分の姿。そうなるために行うべき行動そのプロセスが私たちは今からどう生きるのかの答えです。

幸せが結果ではなくプロセスにあるというのなら行動し続けることでしか幸せは感じることができないということ、そして決めたことを行動し続けることで人は成長していきます。

未来を表すエレメントとグラフを作ることで、こちらも改めて眺めてみてください。このエレメントグラフはこれからの自分はこう生きるというある種の宣言です。過去や今を表すエレメントグラフと見比べてどうでしょうか?6つの割合が偏っていたり、何かのエレメントがなかったりしても問題はないといいます。割合が多いものほど今から生きる上で重視する順位は高くなるでしょう。

未来のエレメントグラフは過去の時間を生かして考えた時間の使い方、こうして生きる、こうして残りの時間を使う、そう決めた配分なので迷うことはやめましょう。その配分の中で思う存分に時間を使う。

一番大切なことはそれをいかに行動し続けるかです。

何者として生きるのか

では続いて2つ目のポイント何者として生きるのかを決める。これは最後のステップです。

これまでのステップでは自分の人生で学んだことや経験などを考え、未来はどうありたいのかを導き出してきました。

今度は他者や社会と掛け合わせてこれからの人生の道を考えてみます。皆さんが社会や目の前にいる人に提供できているモノやコト、提供できるお金や時間は何でしょうか?

これこそが私たちが何者として生きるかということです。

無理にポジティブに考える必要はありません。ただ前に進め、エネルギーやパワーに変わるように考えてみましょう。具体的には「曲がり角」×「実績」を掛け合わせることです。

誕生にまつわることや、欲しいと言う感情につながるもの、時間やお金をかけてきたことなど過去の時間の中で経験してきた曲がり角はこれまでのステップで導き出せているはずです。

そして実績はこれまでの人生の中で長い時間をかけて継続的に得た実力です。これかもしれないくらいの視点でいいので不安や懸念は一度気にせず、まずは自分の判断で探してみてください。

この曲がり角と実績をベースに今は目の前の人を喜ばせることができるものは何でしょうか?遠くの人やマーケットなどと広く捉えるのではなく、自分の目の前や近くにいる人で考えてみてください。

先ほど幸せとは結果ではなくプロセスにある、とお伝えしましたが著者は人は自分のためだけに生きても幸せにはなれないと考えています。自分以外の人のために行動してこそ幸せを実感できるということです。

これはある程度共感できる部分に納得できる部分があるかと思います。これまでの人生におけるプロセスの中にある曲がり角、そしてプロセスの中で発見した才能実績これらを買って目の前の人を喜ばせること。

それがわかればあとはそれを提供するための具体的な行動を重ねていくだけです。

まとめ

はいではこのあたりで最後に内容をまとめます。

①なぜ100年カレンダーなのか?ここでは2つのポイント、「今ここという考え方」「自分を探しに行くということ」この2つについて解説しました。

②生きかたを考える。6つのエレメントで今の自分の人生構成を考える。どのエレメントの割合を増やして生きていきたいかを決めるということでした。

③未来は今すぐ変えられる。ここでは2つのポイント「幸せを感じるために行動する」そして「何者として生きるのかを決める」という2つのポイントについて解説しました。

今回紹介した本一度しかない人生をどう生きるかがわかる100年カレンダーについてまだまだ紹介できていない部分が多いですおすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。いつも通りリンクは下に貼っておきます。

というわけで今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです

一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー【本書スペシャルカレンダー・フレームワークDL特典付き】

新品価格
¥1,870から
(2022/1/28 22:31時点)

タイトルとURLをコピーしました