準備をしてれば死ぬときの後悔は無くせる!若いうちに学ぼう!『死ぬときに後悔すること25』

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「今から準備すればあなたは死ぬときに後悔しない」

今回は大津秀一さんの著書「死ぬときに後悔すること25」について紹介していきたいと思います

死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)

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著者の大津先生は緩和ケア専門のお医者さんです。この緩和ケアとは癌なので完治はもう見込めない患者さんに対して、体の痛みを和らげたり心のケアをする医師の専門家です。

そんな大津先生は1000人以上の患者さんとの別れを経験して死を目前にした人が後悔する姿をたくさん見てきたそうなんですが、なかには後悔を全くしない患者さんもいたそうなんです。

その患者さんには共通点があって、それが生きているうちに後悔を残さないように準備をしている人たちでした。これはもう今回の記事の核心部分です。死ぬときに後悔しないためには準備をしておくんです。

つまりあなたも今日から準備すればいつ死んでも後悔が少ないような生き方ができるって事なんです。

まず人が共通して死ぬときに後悔することを知りましょう。そして今この瞬間から後悔を残さないように準備をしていきましょう。この記事ではすべての項目を紹介はできませんが、今回はこの3つをピックアップして紹介していきます。

後悔① 健康を大切にしなかった

まず一つ目健康を大切にしなかったことです。まず結論から言うと健康のために一番大切なことは、病気の早期発見、つまりがん検診を受けることです。

癌検診をきちんと受けることで「あの時検診を受けていれば早期発見できて助かったのに」こういった死ぬ時の後悔を無くせます。私達は健康に対する意識は高まっていて、例えば健康食品とかには敏感に反応しますよね。これで病が治ったとか言われるとみんな一斉にその食品を買いだします。

世の中には100%がんを予防できるというような完璧なものは残念ながら存在しません。それなのに実際余命が少ない患者さんも「癌が治る」という希望に誘惑されるそうです。

大津先生が苦痛取り除いてあなたにとって良い時間を過ごすことを大切にしましょう、こうやって言っても聞く耳を持たないほどそのうたい文句は強力なんです。

しかしこの健康食品は病気が治ったという体験談なんですが、これを信じるのは実はかなり危険です。というのもこの健康食品を売っている会社はまず利益を出すのが目的です。この会社はほんのわずかの成功例を数例だけ上げて、さもこれをすれば病気が治るかのように広告を打ってるだけなんです。1のものをそれ以上の価値に見せて私たちの購買意欲をそそるために治ったと過大な表現をしているのであって、それを信じてはいけません。

ここで注意するポイントはその成功例は何%の患者さんに効果があったのか、その病気は自然とよくなった可能性はないのか、なんといっても本当に進行性の悪性腫瘍だったのか、それともそうではないのか?これらの結果をきちんと出しているかどうか必ず確認する必要があるんです。

確かに健康的な食品は大事ですがそれらを気にするよりも、まずは早期発見のために検診を受けることの方がよっぽど健康を大切にすることにつながります。

ちなみにあなたの会社でも毎年健康診断がありますよね?あれは採血や尿をして生活習慣病などを判断しますが、残念なことに癌であるかどうかはあの健康診断では判断できません。

ですので健康診断を受けているから健康を大切にしているわけではないのでこれは注意しましょう。仮に検診を受けず病気が進行してから気付き、もう手遅れなことを知り後悔する、こんなのは嫌ですよね。あなたが準備することでこの後悔はなくせます。

後悔② 自分のやりたいことをやらなかった

二つ目、死ぬときに後悔することは「自分のやりたいことをやらなかったこと」です。

大津先生の患者さんのなかで後悔なく穏やかに亡なっていった人たちがいます。その共通点がやりたいことを本気でやってきた人です。

例えば都会での暮らしを捨て高原で第二の人生を自然とともに生きることを実践した男性、最後の瞬間まで自分の作品に心血を注ぎ続けた男性といった人たちです。

でも日本人ってひたすら我慢に我慢を重ねる民族ですよね?何年も我慢をするといった忍耐とかが見方によっては素晴らしいと思われるのが日本の文化です。

この日本文化打ち壊しちゃいましょう。もちろん社会的なるールを守る必要はありますが、あなたももう少しだけ自由に考えてもいいんです。転職したいなら今すべきだし、新しいことをしたいなら今やるべき、世の中に名前を残したいなら今からすべきなんです。

そんなこと言ったって無理でしょうって思いますよね?確かにこのやりたいことをやるってことは簡単なことじゃないんです。おそらく失敗して後悔することもたくさんあるかと思います。

そんな失敗したくないから挑戦をしない人がたくさんいて、死ぬ時になって「あの時やってみたら良かった」こうやって思って亡くなっていく人が多いのが現状なんです。

今やりたいことをやらずに耐えている人は、大きな不幸などはなく一生過ごし、おそらく死ぬ時に「あの時やってみれば良かった」、こうやって思って死んでいくんだと思います。

逆に「やりたいことをやって生きる」って決めた人はものすごく大変な思いをしていくんです。楽しい事ももちろんあれば、辛らいことも普通の人より多くあるでしょう。

例えばやりたいことをやるって言って起業した人なんてまさにそうで、倒産したら普通の生活してたらありえないような額の借金を背負うことになります。ただそんな人にも一点確実に言えるのは、どんなに成功しても失敗しても、やりたいことを人生でやったから、死ぬ時は後悔せずに亡くなることができるんです。

これは天秤だと思います。

「やりたいことをやらずに後悔して死んでいく辛さ」と「やりたいことやって失敗する辛さ」これはどっちの方が辛いんですかね?

正直これは誰にもわかりません。ただあなたがどっちの人生を選ぶかは、あなた自身が選んでいいんです。

後悔③ 美味しいものを食べておかなかったこと

最後死ぬときに後悔することの3つ目「おいしいものを食べておかなかったこと」と言う話です。

人は死期が迫ってくると味覚が悪くなったり食欲もなくなっていきます。だからこそ死ぬ時になっておいしいものを食べなかったことを後悔するんです。病気で自分で食べられなくなった人は「胃ろう」と言ってお腹の部分に穴を開けて、直接栄養食を流し込みます。

これは口を通らないので当然味なんてしません。本人はただお腹がいっぱいになる感覚です。最近のこの経管栄養は栄養素のバランスが良く1日1リットル吸入すれば必要な栄養素は摂取できるんです。つまり食事をせずに生きることができるのです。

これあなたはどう思いますか?なんだかとでも味気ない印象ですよね。自分だったらやっぱり口から食べて味わいたいって思う人は多いかと思います。つまり好きな食べ物は後悔しないくらい食べておいたほうがいいということなのです。でないと最後のときあなたも後悔することになります。

もちろん好きな食べ物ばかりで偏寄った食生生活をするのは論外ですが、神経質に食に気を遣いすぎて健康食しか食べないというのは後悔が残るのでやめましょう。食事をする楽しみって、まず味覚を使って美味しいって感じることですし、家族や友人恋人と一緒に食べるからさらに美味しく感じる、こういったことって実はかけがえのない経験なんですよね。

私もそうですが普段食事ができることに感謝している人なんてほとんどいないでしょう。病気になると今まで通り食事を取ることはできなくなります。できなくなってからその大切さに気付くから後悔をするんです。いかに普段の食事を楽しむか、そしてそれは当たり前のことではなく、かけがえのないことだと自覚してみてください。

今日の夕飯からあなたは食事が楽しくなるかと思います。死ぬ時に後悔しないくらいおいしいものを好きな人と食べておきましょう。

これまで3つお話をしてきましたが、最後にこの記事まとめです。

まとめ

死ぬときに後悔することは

①健康を大切にしなかったこと。健康のためには健康食品を食べることではなく、病気の早期発見、癌検診に行くことが一番。健康を大切にしていることになる。

②やりたいことをやらなかったこと。やりたいことをやった人生の人は死ぬときに後悔をしない。

③美味しいものを食べておかなかったこと。病気になり食べられなくなる前に食事の大切に気づき、後悔しないくらい食べておこう

という話でした。

これでこの本についてのお話は以上です。この他にも「22個の死ぬときに後悔すること」があります。死ぬときに後悔なんて誰だってしたくないですよね。後悔しないために今から準備できることは沢山あります。

さらにこの本に興味がある人は下にリンクを貼っておきますのでぜひ読んでみてください。特に最後の項目、愛する人にありがとうと伝えなかったことは泣けるようなエピソードでした。

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