仕事で利用されている気がする人へ

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仕事で利用されている気がする、という人はいませんか?

今日は質問いただきました、

「仕事や趣味のことなど様々なことを学びたいと思っています。

一方で仕事で色々な勉強して応用力を身につけようと
頑張れば頑張るほど、あの人にやらせておけばいいや、
あの人はこういう面倒なの好きなのだろう、
というように仕事を押し付けられてしまいます。


もちろんそれらを糧にすれば良いと思いますが、
面倒なものと責任を押し付けられているようにも感じ、
何とも言えない気持ちになってしまいます。

どんな物事も自分の勉強も材料だと言い聞かせつつも、
どこか利用されているような、
納得できないような気持ちにもなります。」

質問者様より

難しい仕事を割り振られたときに、
「何か自分だけ損な役回りをやらせられているんじゃないか」とか
「ものすごく損をしてるんじゃないか」とか
「面倒な仕事を押し付けられてるんじゃないか」という
マイナスなことを考える人っていうのは多いかもしれないですね。

ただ例えば経営者目線で言ったり、あるいは管理職から目線でいうと、
難しい仕事をやらせるって事は、
まず難しいことをやる能力がない人にはやらせられません。

だから難しい仕事、大変な仕事を任せられるって事は、
それなりの能力が評価されているということ。

あと逆に言うと今までやったことなかったような、
難しい仕事を任せることによって、
その人がさらに難しい仕事をできるかどうか
もっと成長していけるかどうか試すっていう意味もある。

面倒なことをやらせているのではなく、
将来をそこの仕事を通して判断してるというテストみたいな感じです。

かっこよくいうと「試練」と言いますが、
こういったことをうまくこなすことができたら、
「すごい優秀だな、もっと抜擢していこう」とか
「もっとプロジェクトチームに参加してもらおう」とか
「もっと上の立場に持っていこう」とか、
そういうふうにして評価されていくわけです。

仕事の量も質も対して任されてない人というのは、
期待もされてないということの証だと思いますので、
「いろいろな仕事を任される人」と「任かされない人」という場合、
「任される方が絶対に圧倒的いいんじゃないかな」
というふうに私は思います。

私もいろんな経営者の友達とか言いますけれども、
そういうふうに骨がある仕事人に任せようとしたが、
今の若い人は「私は無理です」みたいな、
瞬間的に応えてしまう人がいるそうです。

それはその人の将来を期待して行ってみたらどうです?
って言っているのに、「無理です」の一瞬で言われちゃうと
ものすごくがっかりしますよね。

その管理職や経営者の立場から言うと、
「この人もっと活躍できそうだから、
もっと難しい仕事をやってもらおうかな」

と思いながらそういう骨がある仕事を振った時に
「無理です」と言われちゃうとものすごくがっかりする。

「もうこいつには頼まんよ」と逆になってくるいうことになるので
そういう難しい仕事とか忙しそうに思える仕事とか
結構忙しそうなプロジェクトチームとかに誘われたり、
そういう仕事を振られると確かに時間を取られたり、
もっと頑張らないといけないので、断りたくなったり、
嫌な気持ちになるということが往々にしてあると思うんですけど、

やっぱりそこを試練として超えて行けるかどうかで
あなたが成長していけるし、逆にそこを上手く乗り越えてやって、
あなたがその会社で存在感を示すことができる。

当たり前のぼちぼちの普通の平凡的な仕事しかしなきゃいけないとしたら、
それはあなたが平凡で普通の社員と認知されるだけの話なんで、

そういったことになると、その昇進とかそういったことに関しても、
「こいつは普通の仕事しかしてないから論外だね」っていう風にして
外されていくということになっちゃうので、
「試練」っていうのはどう見てもチャンスなので、
そこに対して断っていくっていうのが
私は非常にもったいないことなんじゃないかなというふうに思います。

難しい仕事を頼まれる立場なんていうのは、
あなたが仕事ができるということの一つの証明
であり、
非常に良い兆候がたくさん出てると思うので、
そのようにネガティブに考える必要もないんじゃないかなと思います。

ポジティブに捉え、その試練を乗り越えることで、
さらに成長し、会社での評価を高めていただきたいなと思います。

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