今回はやまもとりゅうけんさんが書かれた「知っているかいないかで大きな差がつく人生逃げ切り戦略」という本を解説します。
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この本はこんなあなたにオススメです。
「経済的な不安をなくしたい」「人間関係に縛られずに生きたい」「個人の力で人生を豊かにしたい」そんな方におすすめの本です。
皆さんは今自分の人生にどれほど満足しているでしょうか？「人生を逃げ切る」と聞くとなんだか意識の低い目標に感じるかもしれません。
この言葉の真意は後ほど解説します。ストレスフルな働き方で消耗している会社員や、思うようにお金を稼げていないフリーランスなど、人生を少しでも動かしたいなら自分から行動を起こしていくしかありませんよね。
本書は人生を逃げ切るための一冊です。これを読めば凡人でも個人の力で勝負することができるようになります。あとはやるかやらないか。人生を逃げ切る最短ルートを知ることができるとてもお勧めの本です。
最初にこの本の結論を言っておきます。
結論：人生を逃げ切ると経済的不安が限りなくゼロに近づき、持続的にストレスのない働き方を実現した状態のことである。個人で稼ぐ手段は多様化しており、個人の力だけでも企業以上に大きな利益を得ることは可能
というわけでこの記事では①人生逃げ切り戦略とは何か②凡人の壁③副業の選び方という順番で解説していきます。
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人生逃げ切り戦略とは何か？
この章では人生逃げ切り戦略とは何かというテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。
解説するのは「経済的不安を限りなくゼロに近づける」「どの地点からは妥協していいのかという線引き」という2つのポイントです。ではそれぞれ掘り下げていきます。
経済的不安を限りなくゼロに近づける
まず1つ目のポイント「経済的不安を限りなくゼロに近づける」。
人生を逃げ切るとは経済的不安が限りなくゼロに近づいた状態、そして持続的にストレスのない働き方を実現した状態のことです。
そんなことを凡人の自分には無理そう思うかもしれません。
しかし時代が変わった今だからこそ、それは不可能ではないんです。鍵となるのは個人の力。海外では既に個人が副業や投資によって収入源を増やす動きが高まっています。
日本でも徐々に増えてきていますが、今後も雇われや経済的不安から解放されるため行動する個人が増えていくことは間違いありません。
個人で稼ぐ手段は多様化しています。限りなくローリスク。そして非常に少ない労働で収入を得られる仕組みを創ることも実際に可能となってきています。
自分には向いていないと決めつけて努力をしないのはもったいないです。そして個人で企業以上に大きな利益を得るために大事なのは、影響力をどうやって身につけるかです。
何も何万人ものフォロワーが必要なわけではありません。たとえフォロワーが1000人程度でも生活の足しになる程度の収入を得ることができると言います。
大事なのは「ターゲットに刺さるコンテンツを提供できるかどうか」。初心者よりも少し知識があるくらいの人でも、初心者相手に丁寧でわかりやすく発信することができれば十分に価値を生み出せるということです。
どの地点からは妥協していいのかという線引き
では続いて2つ目のポイント、どの地点からは妥協していいのかという線引き。
人生逃げ切り戦略の最初の目標は、まずマイクロインフルエンサーを目指すことです。
マイクロインフルエンサーとはある特定のコミュニティやジャンルで強い影響力を持つ人。どんなジャンルにおいてもいきなりトップ争いに加わるのは難しいことです。最初は一定のポジションでしっかり認知を取ることを目指します。
そして認知が取れ始めたらそれを横に展開していくんです。もちろん マイクロインフルエンサー のままでも十分な収入を得ることができます。
著者も当初はエンジニアブロガーとしてマイクロインフルエンサーの位置にいました。しかもそのときすでに月200万円ほどの副業収入になっていたそうです。
これだけ稼げれば十分と思う方もたくさんいることでしょう。またマイクロインフルエンサーであればもっと大きなインフルエンサーよりも叩かれにくいという特徴があります。炎上のリスクも抑えられるため、精神面でも少しゆとりを持てます。
しかし規模の小さい市場は消滅するリスク、これを考える必要もあります。将来的に安定でないならそこに留まり続けるのは危険です。気持ちの面では「常に大きな利益を取りに行く」そういった姿勢でいたほうが危険から身を守れます。
つまり現状維持は後退ということです。
とはいえ一生を走り続けるというのもしんどいですよね。
そこで考えるべきなのが線引きです。どの地点までは妥協しないのか、どの地点からは妥協していいのか、これくらい稼げれば自らの望みを叶えるれるという線引きをしましょう。
どれだけのお金を得られるようになったら満足かというラインは人それぞれです。そのラインが自分が人生を逃げ切ったと思えるボーダーラインになります。
凡人の壁
では続いて②凡人の壁。この章では凡人の壁というテーマについて、本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。
解説するのは「意志の弱さはルーティーンでカバーする」「自分の市場価値を知る」という2つのポイントです。
意志の弱さはルーティーンでカバーする
まず1つ目のポイント「意志の弱さはルーティーンでカバーする」。
何かを継続するために必要なのは意思力ではありません、仕組みです。
考えてみてください。会社員生活はルーティーンの連続です。業務でやるべきことがマニュアル化されているから何年も続けることができます。
これは個人になっても変わらないことです。誰かが決めたものでだけ自分個人のルーティーンを決めましょう。
このルーティーンを作る上でのポイントは三つ「朝起きる時間を固定化する」「仕事を1時間単位で区切る」「人と会う」この3つです。
朝起きる時間を固定化する
まず1つ目「朝起きる時間を固定化する」です。これは非常にシンプルですが、とても大事なことになります。1日の始まりを固定化することで自分の行動が矯正されやすくなるからです。
大事なのはあくまで時間を固定すること。早起きが大事なのではありません。自分の無理のない時間に起きればそれでいいんです。
仕事を1時間単位で区切ること
続いて二つ目は「仕事を1時間単位で区切ること」。人の集中力は長くは続きません。1時間から1時間半程度で作業を区切ることで集中しやすくなります。
ただこれだけでは拘束力が弱いので、そこで3つ目の「人と会う」というポイントです。
人と会う
ここではライバルやメンターと週1回会って近況報告をするのがおすすめされています。そういった人たちと会うことで競争心が刺激され、モチベーションを維持しやすくなります。
皆さんも経験があるかと思いますが、人間の意志はものすごく弱いですよね。思わず自分を責めてしまう方もいらっしゃるかと思います。
しかしこれは意志の問題ではありません。行動できるような仕組みができていなかっただけです。今こそ意志の弱さをカバーするルーティーンを作りましょう。
自分の市場価値を知る
では続いて2つ目のポイント「自分の市場価値を知る」。これは営業するために絶対に必要な要素になります。
皆さんはどのくらい自分の価値を理解しているでしょうか？特に駆け出しのフリーランスに多いのが、自分の単価を理解していない人なんだそうです。
発注側から見たらいいかもです。本来は相場が50万円の仕事を受けていても20万円で引き受けることになってしまうかもしれません。これが繰り返されてしまっては、かなりもったいないです。この差はとても大きくなります。
そこで著者は自身が独立する前に、先に独立していた先輩フリーランスの方に自分ならどれくらいの単価で受注すべきかというのを聞きまくったそうです。
そこで得た答えは「そんなに高い単価を提示していいのか」というような単価だったといいます。
特に日本人にありがちですが自分のことを過小評価する人は多いです。しかしビジネスの世界では自分を理解していない人間はいくらでもいいように扱われてしまいます。
最初は周りの人に頼って意見を聞き自分の現在地をしっかり確認することが大切です。そして個人で稼ぐ上でレスポンスが早い、納期を守る、というのは必須のスキルです。
何をそんな当たり前なと思うかもしれませんが、副業の世界ではこれができない人が意外と多いのだそう。これは副業に対して責任感を持っていない人が一定数いるということです。クライアントからの連絡を平気で数日放置したり、納期直前になって音信不通になったり、わかりきったことですがこのような人は大抵一発で切られます。
しかしこれは副業に力を入れたい人には朗報です。このレスポンスが早い、納期を守るという当たり前のことをやり続けるだけで仕事を継続的に受注できる可能性が上がるからです。
著者は個人で稼ぐハードルは想像以上に低いんだといいます。それは当たり前のことができないくらい競合相手が弱いからです。当たり前のことを守りつつ、プラスアルファで人と少し違うことをすれば、さらに上位に食い込むことができるというわけです。
副業の選び方
続いて③「副業の選び方」。この章では副業の選び方というテーマについて本書から2つのポイントをピックアップして解説していきます。
解説するのは「自分の強みを生かそうとしてはいけない」「即金力と発信力を考慮して探す」という2つのポイントです。
自分の強みを生かそうとしてはいけない
まず1つ目のポイント「自分の強みを生かそうとしてはいけない」。今の時代副業が当たり前になりつつあります。終身雇用に希望を持てない今、会社に依存せず自ら稼ぐ能力は必須です。
ここでみなさんが思うのはどんな副業を選べばいいのかという点ではないでしょうか？
ここで気をつけたいポイントは一つです。それは自分の強みを軸に副業を選ばないということ。副業しようと考えたとき真っ先に思い浮かぶのは自分の強みを軸にした副業ですよね？
ただ著者は自分の強みを生かすことだけを考えると、現時点で不得意なことを一切やろうとしなくなるということを懸念しています。これは自らの可能性を閉ざしてしまうことになりかねません。
そもそもは得意も不得意もないどんなことも同じだけ学習すれば同じだけ結果が得られるはずというのが著者の考えです。ある主、自己洗脳のようなものかもしれませんが著者にはこの考え方が効果があったそうです。
一つのことに特化して副業しても、その分野が人気を失えば途方に暮れてしまいます。どの分野でも感覚的に平均よりやや上を取れるようなジェネラリストを目指すことがおすすめです。
今はメディアが多様化しており、顧客へのアプローチ方法が増えています。副業は強みや弱みという感覚を取り払ってフラットな状態で選ぶべきということです。そして今お金になる技術というのをその都度手に入れていきましょう。
自分のやりたいことでお金を稼ぐというのはあくまで理想。やりたいことがお金に直結しない場合は後回しにすべきです。稼げるようになった後に本来やりたかったことが実現することもあるはずです。
即金力と発信力を考慮して探す
では続いて2つ目のポイント「即金力と発信力を考慮して探す」。
今稼げる副業に取り組むことが重要だと分かったところで今や稼げる副業はたくさんあります。その中でも重視すべきなのが即金力と発信力です。
即金力とはその副業をやり始めてすぐにお金になるかどうか、発信力はその副業をやればやるほど sns のフォロワーなどが増えて、人々に影響を与えやすくなることです。
特に副業やる上で重視すべきは発信力です。発信力が高ければフォロワーが増えて物の販売や企業からのタイアップなどができます。自分なりの目標とする生き方から逆算して、まずは一つの副業で柱を立てましょう。
そして次にそのデメリットを補う副業を選択すれば即金力と発信力どちらも手に入れることが可能となります。
著者がお勧めする副業
最後に著者がオススメする副業を簡単に紹介します。まず最もお勧めしているのがプログラミング技術を用いたシステム開発です。
ここは未だにブラック労働がまん延している業界だそうですが、圧倒的な売り手市場とのこと。その職場が合わないなと感じれば辞めて、他を探しても雇ってもらえる環境が確実にあるということです。
またリモートワークや週3勤務などフレキシブルな働き方が実現しやすいのも良い点ですよね。プログラミングスキルは世界各地で通用する技術であるため、語学も一緒に学んでおくことで海外で生計を立てていくことも可能になります。
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他にも即金力が高いオススメのビジネスとして、せどりを上げています。せどりとは安く仕入れたものを仕入れ値よりも高く売って利益を得るビジネスです。商品を安く仕入れて出品するというシンプルな仕組みの上、価格差がある限りなくなることはないので安心感もあります。
即金性が高いので今すぐお金が欲しい人や、ビジネスにやりがいを求めていない人に適しているといいます。せどりは初期費用がほとんどかからないため、ビジネスをやる自信がない人もこれなら比較的簡単に始められるのではないでしょうか。
そしてyoutube もまだまだ熱い時代です。魅力は拡散力と集客力。広告収益や自社商品の販売により稼ぐことができます。youtube はある程度のスペックがあるスマホがあれば十分始めることができ、大きな資金は必要ありません。恥ずかしさを乗り越えれば大きなビジネスチャンスをつかめるということです。
そして今youtube の視聴者層は多様化しています。視聴者の細かいニーズを拾い取るるポジションを狙うことでうまくいく可能性を高めることができます。まだまだ稼げる余地がたくさんあるということです。
今挙げたもの以外にも稼げる副業はたくさんあります。戦略を練りながら行動に移し、自らの可能性を模索していきましょう。
今回紹介した本「知っているかいないかで大きな差がつく人生逃げ切り戦略」についてまだまだ紹介できてない分部分が多いです。おすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。下にリンクを貼っています。
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というわけで今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。
