【人生の攻略本】人生は攻略できる【超おすすめの本・橘玲】

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回は人生は攻略できるという本を読んで学んだことをもとに、
好きなことを仕事にすべきであるというテーマでお話ししていきます。

人生は攻略できる

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最初に結論を言うとこうです。

結論

好きなことを仕事にすべきである。その主な理由は2つ。

1つはそもそも人は好きなことじゃないと頑張れないようにできているから。

2つ目はほとんどの若者は100歳くらいまで生きることになるから。

この2つです。

というわけでこの記事では①なぜ人はキャラを立てたがるのか。②得意なことを決める2つの要素。③1万時間の法則という順番で解説していきますので、ぜひお楽しみ下さい。

なぜ人はキャラを立てたがるのか

①なぜ人はキャラを立てたがるのか?

好きなことを仕事にすべきであるということを説明するにあたって、どうして人はキャラを立てたがるのか、ということから説明する必要があります。

結論、人はキャラを立てることで異性の注目を集めたり、周りの人たちからの評価や承認を得られるため、どうにかしてキャラを立てようとします。

これは人に本能的に備わっている性質です。

リーダーキャラ、面白キャラ、クールキャラ、おせっかいキャラ、熱血キャラなどなど例を挙げればたくさんありますが、人は自分のキャラを立てることで自分という存在を差別化し、異性からの注目を集めたり他者からの評価や承認を得ようとします。

これは人が社会的な生き物であることによる避けては通れない本能です。人は社会つまりコミュニティを作り、そこで協力しながら何百万年も命をつないできました。

なので私たちの本能にはキャラを立てることでコミュニティ内での自分の存在価値を差別化し、注目を集めたり評価されようとするという性質があらかじめ備わっています。

ではそのキャラとはどのように決まっていくと思いますか?

それは得意なことによって決まっていきます。

例えば人をまとめたり、ひっぱっていくことが得意な人は自然とリーダーキャラになる。ユーモアのセンスがある人は面白キャラになる。心が優しくて思いやりのある人はお世話係になる、みたいな感じで得意なことがキャラに大きな影響を与えます。

ではその得意なことはどのようにして決まるのでしょうか?

得意なことを決める2つの要素

②得意なことを決める2つの要素

というわけでに得意なことを決める2つの要素。

結論、得意なことを決める2つの要素は「素質」と「環境」。
この2つです。

たとえばドラえもんに出てくるジャイアント出木杉君という2人のキャラクターがいますよね?本書ではこの2人の例がとても分かりやすく挙げられています。

ジャイアンは生まれながらに比較的体が大きくてパワーがあり、運動神経が良かったです。ですのでスポーツをすれば活躍できて目立つことができます。しかし学校の勉強はそれほど得意じゃなくて、そこで頑張ってもなかなか目立てません。

それが最初は小さな差かもしれませんが、この小さな差がどんどん大きくなっていきます。スポーツをすれば目立てるから楽しい。楽しいからもっと頑張る。だからどんどん上達する。

しかし勉強だと頑張ってもそれほど目立てないからどんどん嫌いになってしまう、という感じで最初は小さな得意不得意の差でしたが、その小さな差がどんどん大きくなっていきます。

では出来杉君はどうでしょうか?出木杉君は運動も勉強もそれなりに得意です。しかし運動においてはジャイアンも自分と同じくらいできちゃいます。そうなってくると出木杉君はスポーツよりも勉強頑張った方が一番になれるし目立てるので、勉強の方をより好きになっていきます。

このように生まれ持った「素質」と生まれ育った「環境」によって得意なことが決まっていきます。運動や勉強の例がわかりやすいのでジャイアントと出木杉君の例を挙げましたが、もちろんこれは運動や勉強だけに限りません。

のび太くんが優しい性格になったり、スネ夫がずる賢い性格になったり、しずかちゃんが温厚な性格になったりというように、性格やキャラも同じように生まれ持った素質等環境によって決まっていきます。

ひとは子供の頃に自分が人よりもほんの少しでも優れている点を敏感に感じ取って、よりその長所を伸ばすことでキャラを立てようとします。それこそが人が生き残るための手段だったため、本能的に備わった能力です。

このような本能が人には備わっているので基本的に人は好きなこと得意なことは頑張れる。だからこそもっとそれを得意になるし、どんどん好きになるという好循環になっていきます。

一万時間の法則

③1万時間の法則。

1万時間の法則という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これはどんな分野においてもそれの一流になるためには1万時間くらいの練習や訓練が必要であるという法則のことです。(ちなみに1日5時間勉強すると6年で1万時間になります。)

この1万時間の法則には賛否両論あって、科学的な根拠にかけているとか、単純に時間をかければ良いわけでもない、ということがよく言われています。

ただいずれにしても一つ言えることとしてどんな分野でも一流になって成功するためにはたくさんの努力が必要であるということに変わりはないと思います。

そしてここまでで話してきた通り、たくさんの努力ができることとは自分が好きなこと得意なことでしたよね。

したがって自分が好きなこと得意なことをなるべく早く見つけて、そこに一点集中で時間を費やして努力する、猛努力というかひたすら打ち込むのが楽しいという状況かもしれません。

そうすることでその分野の一例になり成果を上げることが人生における合理的な選択になりそうです。

また現代を生きる若者にとって無視できない事実が一つあります。それは私たちはとても長生きするということです。

今を生きる若者の多くは100歳くらいまで生きると言われています。そういうわけで定年退職の年齢が60歳から65歳に引き伸ばされたり、国が副業や資産運用を推奨していたりと状況も変わってきています。

今の20代30代の若者は70歳を越えてもなにかしらの形で働くのが普通なのかもしれません。となると50年近く働くわけですが50年も嫌な仕事をするのはしんどいですよね。なるべく好きなこと得意なことを仕事にしたいものです。

世の中には本当にたくさんの仕事があります。きっとその中には何かしら自分に向いているものがあると思います。なので20代や30代前半のうちに色々と気になる仕事は片っ端から試してみて試行錯誤を繰り返す中で自分に合った仕事を見つけられれば楽しい人生になりそうです。

またその自分に合った仕事を見つけるためのヒントとして、昔からの自分のキャラを参考にするというのも多分効果的だと思います。

例えば昔から自分は人と関わるのが好きだなーとか、リーダーとして人を引っ張るのが好きだとか、サポーターとして人を支える役割が向いているかも、とか論理的に合理的に数字を分析するのが得意かもみたいな感じで、これまでの過去を振り返って自分のキャラから考えてみると割と早く天職に出会えるかもしれません。

まとめ

というわけで最後に全体のまとめで

①なぜ人はキャラを立てたがるのか。それは人が社会的な生きものであり、キャラを立てることで生き残ってきたので、その名残が本能的に備わっているから。

②得意なことを決める2つの要素。得意なことやキャラは素質と環境によって決まってきます。

③1万時間の法則。1万時間の法則はあまり信頼できませんが一流になるために圧倒的な努力が必要なことはたしか。そして圧倒的に頑張れることは好きなこと得意なことであるということも納得できるところです。

20代のうちあるいは30代前半までに圧倒的にのめり込めて好き得意に出会えるようトライアンドエラーを繰り返すことが何より大切です。

そうすることでこの人生100年時代を楽しんでいけると思います。

今回紹介した本人生は攻略できるには世の中の仕組みについてお金仕事人間関係という3つの観点から書かれているとても勉強になるおすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。本のリンクは下に貼っています。今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。

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