【要約】絶対、読んでおかないと人生2回は後悔する本でした! 『20歳の時に知っておきたかったこと』

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今回はティナ・シーリグさんの著書「20歳のときに知っておきたかったこと」これを紹介していきたいと思います。

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20歳て自分の人生、将来について真剣に考え始める時期ですよね。ですが、どんだけ考えても「自分何したらいいんだろう」こうやって答えが見つからないまま過ぎていくじゃないですか?

そして、なんなら未だに答えが見つからないまま、ただ働いているという人も多いかと思います。

ですがもう安心してください。この本がその悩みを解決してくれます。

この本はただ大事なことが書いてあるだけではなくて、「あなたならどうするか?」こうやって質問を投げかけてくるように書かれているんです。

ですから、「今自分が何をすればいいのかわからない」「やりたいことができていない」こうやって悩んでいるどの世代の人でも学びになる記事になっています。「ぜひ自分ならどうするか?」こうやって考えながらこの記事を見てもらえると良いかと思います。

最後まで読み終わった後、あなたのすべき道が見えています。

自分の殻を破る

一つ目「自分の殻を破る」という話です。

いきなりですが質問です。

「今から500円が入った封筒を渡すので、2時間でそれを増やす方法を考えてください。考える時間はいくら使ってもらってもいいですが、封筒を開けたら2時間で終わりです。

こうやってもし言われたらあなたならどうやってお金を増やしますか?おそらく多くの人が宝くじを買うとか、一攫千金の大きなリスクがある答えを挙げるかと思います。

そして次によくある答えが道具を買って洗車するサービスとか、ドリンクを売るといった数百円の儲けがあるサービスを思いつくかと思います。

実はこの質問、著者がスタンフォード大学で実際に行なった授業なんです。学生チームを組んでもらって動いてもらい、授業の最後に3分間のプレゼンテーションを行うという内容なんですが、学生たちは面白いアイディアをどんどん生み出していくんです。

例えば、学生街に人気のレストランあるんですが、長蛇の列ができるという問題点がありました。そこで「イライラしながら列に並びたくない人を助けるサービスをしよう」こうやって考えて思いついたのは、いくつかのレストランにあらかじめ予約を入れて、ようやく時間が近づくと長い待ち時間を嫌う客にその場で売るという方法でした。

実際これで1回の予約で最高2000円程稼ぐことができたんです。

また残り時間があと一時間になったとき、そのチームはあることに気づきます。

それが女子学生の方が男子学生よりも予約がよく売れるということでした。ですから当初のとりあえずやるという計画を変えて、男性はレストランを予約する担当に、女性は並んでいる人に売る担当に役割を分担することにしたんです。

その結果、作戦が見事当たってどんどん稼ぐことができました。

確かに、女子学生から売られた方が声を掛けられても身構えなくていいですし、安心感ありますよね。

ただこれで感心してはいけません。実は2時間で7万5000円近く稼ぐというもっとすごいチームがいたんです。そしてこのアイディアがほんとすごいんです。

このチームはまず自分たちが使える資源を考えるんですが、そこでひらめいたのが授業の最後に行う3分間のプレゼンテーション、これだったんです。そこでスタンフォード大学学生を採用したいと考えている会社に、「この3分間買いませんか?スタンフォード大学の学生が見てくれます」こうやって売ったんです。

そして、ただそれだけではなく会社の3分間のCMを撮影して、実際にプレゼンテーションで流したんです。

これらの話から学べることは3つあって、まず一つ目はチャンスはいくらでもあるということです。問題というのは、「人気のレストラを確保する」という小さなものから、「企業がスタンフォードの学生にアピールできる時間を得る」という大きなものまでたくさんあるんです。

ですから20歳で知っておくべきこととして、身の回りをじっくり観察すれば解決すべき問題が自然と目に入るようになる。そういった問題があるということを自覚するということなんです。

そして、この問題のほとんどがチャンスがあって、問題が大きければ大きい程チャンスも大きいということなんですよね。

問題は今ある資源を使って創造的に解決することは可能だ

次に2つ目「問題は今ある資源を使って創造的に解決することは可能だ」ということです。

多くの人は問題にぶつかると「解決なんてできない」こうやって考えがちで、目の前にクリエイティブな解決方法があってもそれが目に入りません。

ですが、問題の大きさに関係なく、実際に成功している起業家のほとんどはチャンスになりそうな問題をつねに探していて、限られた資源を有効に使うその方法を見つけて、実際に解決してきた人たちなんです。

人間は問題を狭く捉え過ぎている

最後3つ目が「人間は問題を狭く捉え過ぎている」ということです。

「2時間でできるだけ稼ぎなさい」という単純な問題出すと、ありきたりな解決方法に飛びつく人がほとんどで、一歩引いて視野全体を広げようとしません。

これは目の前のことだけに集中してしまう癖がついているからなんです。

ですが、いつもとはちょっと見る視点を変えてみるといった、そういったことを意識することで可能性に満ち溢れた世界に気づくことができるようになるんです。

これどうですか?このいつでもビジネスチャンスを探す感覚は20歳から持っていたらマジで強いですし、今この瞬間から身につけておいた方がいいスキルです。

例えばですが、あなたはお金を増やすためにどういったアイディアが浮かびますか?

常に最高点を目指す

2つ目「常に最高点を目指す」という話です。

あなたは毎日、自分のベストを作るように過ごしていますか?おそらく、自分が望む結果を得るために最小限の努力で過ごしてきて人は多いかと思います。

例えばですが、学校のテストで悪い点を取らないために先生にテストに出るポイントを聞きに行ったり、そのほかにも仕事で昇給やボーナスの査定が必要な条件を提示されるとそれを満たすためだけに頑張ろうとしちゃいますよね。その気持ちはめちゃくちゃ分かります。

ただ、自分のリミッターを解除して努力を続けると、最終的にかなりの恩恵を受けることになるんです。例えばですけど、与えられた仕事しかやらない人と、毎日1%だけ向上する人がいたとします。

与えられる仕事の価値を1.0とした時、この2人の1年後の実力はどうなっているかと言うと、ただ与えられた仕事だけやる人は1×1×1・・・365回やっても1と変わりません。

一方毎日1パーセントだけ向上した人は、1.01×1.01×1.01・・・365回やると37.78となり、わずか1年で約38倍の差になって返ってくるんです。

もちろん最初の1週間は価値が1.07位しかならないので誰も気付いてくれませんですがこれを2カ月続けていると2倍にもなってくるんです。そして2年続けると1000倍以上の差になっているんです。

これは逆も然りで、毎日0.1%ずつ悪くなっていくと、1年後の価値は0.02になっているので、以下に毎日の過ごし方が大事か分かりますよね。

またもうひとつ大事なことがあって、それが「何かをしようとするのと、実際にするというのは大きく違う」ということなんです。

こんな実験があります。スタンフォード大学の教授が学生に「この空き瓶を僕から奪おうとしてみて」こうやっていきます。教授は瓶をしっかりと持っているので、学生が懸命に奪おうとしても奪うことはできません。

ここで言葉を変えてみます。「この瓶を僕から奪って」

そうすると、最初は動きませんが3回くらい声を掛けると奪い取られてしまうんです。

この実験から言えることは、何かことを起こすには100パーセントの力を出す必要があるということです。

私たちはダイエットしようとしているとか、転職しようとしているとか、何か○○をしようとしている、こうやって口にしますよね。

ですが、「しているか」「していないか」の二つしかなくて、○○しようとしているというのはいい訳にしか過ぎないです。

宿題を出さなかった時、試験に落ちた時、恋人に電話をしなかったときなど、病気だからとか仕事が忙しいからとかいい訳はしますが、本気でそうする気があるのなら、実現する方法を誰だって捻り出すんですよ。

ちょっとこの話は聞いていて耳が痛いと思った人もいるかもしれませんが、本気で何かをしたいなら、「すべては自分でにかかっている」という真実をちゃんと認識しないといけないんです。

ですからまずは一つでもいいです、自分がやろうと思ってることの優先順位を上げて、その1位の部分を取り組んでみましょう。

まとめ

  1. 自分の殻を破る
  2. 常最高点を目指す

という話でした。

この本には今回紹介した以外にも、リスクとうまく付き合っていく方法や自分のキャリアについてどうやって考えたらいいのか、といったことが詳しく書かれています。

今20歳の人はもちろん、30代でも40代50代でもためになることが書かれているのでおすすめの一冊です。下記にリンクを貼ってありますので気になる方は是非手に取ってみてください。

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