【要約】多動力を身につける3つの方法とは?【ホリエモン】

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今日の記事では実業家として有名な堀江貴文氏が提唱する多動力という言葉についてその要点を及びそこから私たちが学べることをご紹介していきます。ぜひ最後までお楽しみください。

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多動力とは

多動力とは端的にいうと「いくつもの異なることを同時にこなす力である」と堀江貴文氏は言います。

この多動力を生み出す主な要因は、好奇心と集中力であり、何か特定のことにハマり込んでは飽き、また新しいことにハマり込んでいくということを繰り返していくことが、これからの時代においては大切であるとしています。

従来の日本人の価値観としては一つのことをコツコツと磨き続けることが美徳とされていますが、堀江貴文氏は今の時代においてはそのような価値観は足かせにしか成らず、新しい価値観にアップデートさせた方が良いといいます。

それではなぜ今の時代においてこの多動力と言われる力が必要とされているのでしょうか?

多動力の重要性

この多動力の重要性を納得するためには、21世紀の今およびこれからも拡大し続けるであろうインターネットの世界についての理解が必要になります。

インターネットの性質の一つの側面を端的に説明すると、あらゆるジャンルを横断して貫くものであると言えます。堀江貴文氏はこうしたインターネットの性質を水平分業型モデルという言葉に例えていますが、これとついになるのが垂直統合型モデルです。

これまでの時代はまさに垂直統合型モデルであり、テレビだったらテレビ業界、家電製品だったら家電業界、ゲームだったらゲーム業界というようにそれぞれの業界がお互いに独立する形で存在していました。

しかし今のインターネットの時代においては、それまでの業界の垣根は崩れすべてが一つの舞台の上に並べられます。わかりやすい例がスマートフォンです。スマホ上では先ほどのテレビだったらアベマTVや youtube 、家電だったら目覚ましアプリからエアコンの操作まで。ゲームだったらスマホゲームなどそこにはアプリがたくさん入っています。

そのようにジャンルを横断して統合してしまうのがまさにインターネット時代の特徴の一つであるというわけです。

そしてこのように業界の垣根が崩れあらゆる業界がインターネットというひとつの世界で統合された新しい世界においては、1つのことに特化しているのではなく、複数のことにだけ統合され一つになった世界を自由に動き回れる人材、すなわち多動力のある人材を目指すべきであるというわけですね。

多動力を身につけるには

それでは次にそうした多動力を身につけていくためにはどうすればよいのかという観点から意識するべき3つのことをご紹介していきます。

①自分の時間を取り戻す

多動力を身につけるためにはまずとことん一つのことにのめり込むことから始めなくてはいけません。とことんのめり込むことで専門性を高めた領域同士を掛け算することで、初めて多動力が身に付いたと言えるからです。

しかしそのためにはそもそもの大前提としてとことんのめり込めるだけの時間を持っておく必要があります。堀江貴文氏は自分の時間を生きていない人が多い、一番大きな理由としてその人が自分の時間ではなく他人の時間を生きているからであるとしています。

嫌われる勇気でもおなじみのアドラー心理学でも自分と他人との課題を分離できていないことが対人関係におけるボロボロの原因であるとしていますが、まさに他人の目を気にしてしまうこと、一般論を基準に考えてしまうこと、自分のしたいことに目を瞑ってしまうことといったことが自分の時間を失なっている原因です。

そのため多動力を身につけるためにはまず今の自分の生活を見直してみて、やりたくないのにやっていること、する必要を感じていないのにやっていること、惰性で続けているだけのこと、といったことを見つけて勇気を出して断ち切り、自分の自由な時間を増やす必要があります。

②選択と集中を意識する

次に意識するべきポイントは選択と集中です。多動力とはあれもこれも中途半端にしている状態では決してなく、専門性の高い領域を複数掛け合わせている状態のことです。

1日の時間には限りがありあれもこれもとやっていてはいつまでたっても専門と言える領域を確立することができません。多動力を身につけるためには専門性を高めるべき領域を見極め、その領域に自分の全集中力を一気に注ぎ込むということを繰り返す必要があるのです。

そして堀江貴文氏はこの選択と集中の際には物事の本質を突くような質の高い情報をアウトプットできるようになることを心がけるべきであるとも言います。この質の高い情報を堀江貴文氏は「原液」という言葉で言い表しており、物事の原液をさえ生み出すことができれば、あとは周りの人がその原液を進める形でどんどん広めていってくれるともしています。

③強いメンタルと健康が大切

堀江貴文氏も最後はなんだかんだ強いメンタルと健康な体が必要であると言っています。いくら最高の仕事術やアイデアを学んだとしても、それを他人がどう思うであろうか、という他人の目を気にしてしまう感情によって、あまりにも多くの人が一歩を踏み出すの躊躇してしまっていると言います。

また当然ながら健康の重要です。いくら密度の高い生活を送っていたとしても健康を害して足止めを食らうことや、最悪の場合早死にしていてはこの人生100年時代において自分の価値を最大限生かさないまま終わってしまうことになります。

多動力を身に付け今の時代を生き抜くためには恥をかく勇気と失敗する勇気を持ち、次々とチャレンジを続けられる強いメンタル。そして毎日をエネルギッシュに過ごせる最高に健康な身体を保つことが重要なのです。

以上いかがでしたか?この記事では堀江貴文氏が提唱する多動力についてその要点と身に付け方を解説してきました。

最後に記事の内容をまとめておしまいにします。

まとめ

インターネットが全業界を横断し、従来の業界の垣根を取っ払ってしまっている今、個人が社会の中で活躍していくためには複数の領域において専門性を持ち、領域横断的に活躍できるような多動力を身につけることが重要です。

この多動力を身につけるにあたっては3つのことを意識すると良いでしょう。

1自分の時間を取り戻し何かに熱中できる時間を作り出す

2選択と集中を通じて質の高い原液を生み出すことを心がける

3強いメンタルと健康な身体を保つことが大切

何か一つでもご参考になることがございましたら幸いです。

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