【神本】絶対に人生で1度は読んでおくべき本! 『CHANCE』

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今回は犬飼ターボさんの著書「チャンス」これを紹介していきたいと思います。

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ビジネスで大事なことも学べるし、ストーリーも感動するのでビジネス界の二刀流、大谷翔平みたいでもう最高の一冊でした。

今回は最初にこの本の簡単なストーリーを説明してから、その後にビジネスに役立つ内容を2つ厳選して話していきます。それでは最後までお楽しみください。

ストーリー

一つ目ストーリーの説明です。

主人公は泉卓也29歳。中古車販売業を24歳から始めて5年。30歳までには経営者として成功しようと努力しています。でも売り上げはなかなか上がらず、年収もそこらのサラリーマンより低く、毎月生活費を稼ぐので精一杯でした。

そんなある日、高級なホテルの駐車場で卓也はそこにとまっている高級車を眺めていたんです。卓也もポルシェだとかフェラーリに乗るために起業して、高級車に乗れるような生活を目指して頑張っていたんです。

「いいなあ」こうやって眺めているとそこに30代半ばの男性が声をかけてくるんです。その男性の格好はジーンズと Tシャツの上に革ジャン。自分と同じく高級車とは縁がなさそうな人だったんで卓也、マウント取り出すんですよ。なんせ拓哉は中古車販売業をしていますから車の知識だけはあるんです。

「これは日本に100台程度しか輸入されていない車ですよ」とか、「車体だけで2000万くらいですかね」こうやってドヤ顔でその男性に語るんです。

その男性は「お詳しいですね」こうやって返答し、その後も二人で会話をしていくうちに卓也が中古車販売業をしているがうまくいってないことを話すんです。そしてその会話の中でその男性が拓哉にこう聞くんです。

「どうして起業されたんですか?」

あまり聞かれたことのない質問に対して拓哉は「まぁ簡単に言えばお金がほしかったからですよ。でも別に金持ちになりたいわけじゃないんですけどね。ただビジネスがもっとうまくいってくれるとありがたいんですけど。そうしたらこんな車を一度でいいから買いたいですよ」こうやって言うんです。

それを聞いた男性はさらにこう言うんです「買えばいいじゃないですか?」

これに対して卓也はポカーンとするんです。自分もそんな金持ってなさそうなのにこいつ何様だみたいな感じでいらっとして、「そんなお金が欲しいですけどね」こうやってムッとしながら答えんです。

次にその男性は卓也の言葉をじっと聞きながらこう答えるんです。「あなたはビジネスで成功したいですか?それとも人生で成功したいですか?」

こんな考えたこともないような質問に対して、とっさに卓也は「まあとりあえずはビジネスですかね。お金がないと生きていけませんから」そうやって答えるとその男性はニコニコしながら何度か頷きながら去っていくんです、意味深な男性ですよね。

するとここからがびっくり、その男性はだいたい20メートルほど向こうにとまっていた赤いフェラーリに乗って走り去って行ったんです。この男性は弓池という名前で、ビジネスで大成功している人なんですが、この人が主人公の卓也にビジネスを教えていくというのがこの本の物語なんです。

とにかくですねこのいう弓池さんが優しいんです。卓也がとんでもないミスをしていても、いい顔で話を聞いてヒントを一個一個出してあげて、卓也が少しずつ成長していくんです。

それとこれはこの記事では言えないんですが、この本のクライマックスは衝撃の展開ですのでそれは実際に読んでみることをお勧めします。

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成功の法則は素直さとメモ魔

二つ目成功の法則は素直さとメモ魔という話です。この弓池さんはめっちゃ優しいんですが、さっきのように質問の内容は結構鋭かったりします。なんか普段考えたことがないようなことをズバズバ聞いてくる感じです。

あと出す課題が結構きついです。例えば「10人の黒字の経営者に成功法則を聞いてきなさい。1週間以内」とかいきなり言いだしますし、それがやっとクリアできたら次は「路上生活者の方10人に話を聞いてきて」というような、なかなかハードルが高い課題を出す人物なんです。

ただ弓池さんは卓也に序盤で成功の法則を2つ、言葉で教えてくれているんです。それがこの素直さとメモ魔になること、この2つなんです。

素直さ

まず素直さについてですがこう言います。「成功とは学びの過程なんだよ。学ぶということは素直に受け入れるということだ。今までの自分と同じ方向性の考え方を受け入れるのは簡単だ。しかし今までと違う考え方を受け入れることは難しい。ところが成功していない人にとって最も重要な成功の教えは最も抵抗を感じるものであることが多い。

また素直になるということはかっこつけるのをやめることでもある。かっこいい自分ばかりを見せようとすると知らないことが恥ずかしいことだと感じ、教えてくださいと言えなくなる。そうすると素晴らしい学びのチャンスを逃してしまうことになる。これが弓池さんの言葉です。

どうですか?あなたは普段素直に誰かのアドバイスを聞けていますか?どうしても自分のやり方にこだわったり、今までの自分を誇ってしまって、カッコつけてしまう人っているんじゃないでしょうか?

これ本当に素直になるだけで大きく成功できる人って本当は沢山いるんじゃないかなって思っています。

メモ魔

また2つ目のメモ魔という話です。弓池さんはこんな話をします「メモ魔になることが大切なのはなぜだと思う?」 卓也はこう答えます「大事な内容を忘れないようにでしょうか?」

弓池「それも正解だ。ほかには相手のためだよ。君が誰かに話したり教えたりしたときその話を聞いてメモを取ったらどう感じる? 」

卓也「価値のあることを言ったのだと思って嬉しいです」

弓池「そう、嬉しかったらもっと役立つことをどんどん話してあげたくなるだろう?」

この話どうですか?大切なのは相手の立場になって考えてあげることなんですよ。相手がどうやったら喜ぶかとか、どうやったらこちらが思っている行動をとってくれるのかなということをどれだけイメージできるか、これがビジネスには本当に重要なんです。

ちょっと話は変わりますが、これメモはもちろんそうですが、他にも些細なことを一つ一つで当てはまるんです。例えばメールで送る内容は相手にとって分かりやすいか?プレゼンは相手の知りたい情報をきちんと入れてあるのか?上司にとって部下にしてほしい行動は何か?

もし今仕事がうまくいってない人がいるならこの「相手の立場になって考えて行動してみる」これだけでもやってみてください。これ出来る人はホント優秀な人だと評価受けやすいんでマジでお勧めです。もしでこれをやってみて効果があったらラッキーですからぜひでやってみてください。

お金を稼ぐということは誰かを喜ばせること

3つ目お金を稼ぐということは誰かを喜ばせることであるという話です。

主人公の卓也は中古車販売をしていましたが、なかなかうまくいかずお客さんとのトラブルも多かったんです。車が気に入らないと代金を払わないお客だったり、追加でかかった費用の負担をめぐっての口論など、クレーム対応でどんどん疲弊していました。

またほとんどの同業者は信用ができませんでした。業者間の取引でも何とかして儲けてやろうとか、嘘をついたりごまかしたりする人がたくさんいたんです。卓也はそうやって騙されるために傷ついて、それでも生き残るためにこういう考え方にたどり着くんです「自分が利益を得るには相手に損をさせることだ」

そうして拓也はずる賢くなっていくんです。「うちも利益だって全然ないですよ」こうやって言いながら少し利益を上乗せして売る、こういったこすい商売をしていたんです。

この後、卓也はこの本の物語の中で弓池さんと仕事をしていくうちに相手に損をさせるから稼げるのではなく、相手を喜ばせるからお金が稼げるということを学んでいくんです。

この話聞いてどう思いましたか?お金の稼ぎ方って2通りあると思っていて、誰かを損させて稼ぐものと、誰かを喜ばせて稼ぐものだと思うんです。

例えば夜のぼったくりバーとか誰かを損させてお金を稼いでいますよね?言ってしまえば詐欺っぽいことをして稼ぐのが、誰かを損さして稼ぐやり方です。

一方で誰かを幸せにして喜ばして稼ぐのは、新しいサービスとか商品を販売してみんなの生活を豊かにしているものです。例えばアマゾンをつくってみんなが便利になったから創業者のジェフベゾスは20兆もの資産を稼いでいるんです。

だから本来はお金を稼ぐことってめちゃくちゃいいことなんです。だって稼いだ分が誰かの幸せとか喜びで、その対価としてお金を稼ぐことができているんですから。

でも悲しい現実、お金を稼ぐのは悪みたいな考えてどっかにありませんか?誰かを騙してお金を稼いだとか、マルチ商法だとか、高額な商材を売っている、真っ先にこれって浮かびますよね?

これってやっぱり義務教育の中で私たちはお金を稼ぐのは悪だ悪いことだっていう洗脳を受けてきたと思うんです。なんか誰かから聞いたとか覚えていないんですが、物心ついたときにお金を稼ぐのは悪という常識、実は私の中にも気づいたらありました。

でもこの凝り固まった常識、これをいかに取っ払って「お金を稼ぐことは誰かを幸せにすること」こうやって気付くことができた人はビジネスでも成功できる人なんだと私は思っています。

まとめ

  1. ストーリーの説明
  2. 成功の法則は素直さとメモ魔
  3. お金を稼ぐというのは誰かを喜ばせること

という話でした。

本当にストーリー性のあるビジネス書は面白いと思いました。この本マジで最後の展開がもうすごいのでぜひね気になるという方はリンクもありますからぜひとポチってください。

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